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工期を約4割短縮、高炉スラグ微粉末を混入し塩害への耐久性も高い DAK式プレキャスト壁高欄工法研究会が発足~壁高欄の工期を大幅に短縮~

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(公開日:2015.12.08)

NEXCO総研と連携して、デイ・シイおよび開発虎ノ門コンサルタントが開発し、圏央道の桶川第5高架橋などで採用実績のある新しいRCプレキャスト壁高欄の普及等を目的とした「DAK式プレキャスト壁高欄工法研究会」の発足式が、2015年12月8日に川崎市の川崎商工会議所で開催されました。

目次

発足時の体制と背景

発足時にはPC専業5社を含む以下の10社が加入し、式典には30人が出席しました。

  • 発足時会員(10社):デイ・シイ、開発虎ノ門コンサルタント、安部日鋼工業、オリエンタル白石、昭和コンクリート工業、ドーピー建設工業、富士ピー・エス、江波工業、ノナガセ、デイ・シイ販売
  • 役員:会長にデイ・シイの久保田賢執行役員セメント事業本部営業部長、顧問に埼玉大学の睦好宏史教授が就任。

NEXCO3社による大規模更新に伴い、短時間での施工が求められる床版の取替え事例の増加が予想されています。そうした箇所において、急速施工が可能なRCプレキャスト壁高欄は有力な選択肢になると見られています。また、PC専業会社が多く参加した背景には、プレキャストPC床版とDAK式プレキャスト壁高欄工法を合わせた一体的な技術提案を見据えていることが想定されます。

工法の主な特徴と優れた耐久性

従来の現場打ちRC壁高欄と比べてコストは高くなるものの、以下のような優れた特徴を持っています。

  • 大気中での工期大幅短縮
    直近の採用事例である圏央道の桶川第5高架橋(上下線の約8割、1,267メートルに採用)では、従来の現場打ちで約3ヶ月かかる工期を2ヶ月弱程度に短縮することに成功しました。
  • 高炉スラグ微粉末による高い遮塩性
    コンクリートや高強度モルタルに「高炉スラグ微粉末」を混入しているため、遮塩性が非常に高く、冬場の凍結防止剤散布による塩害に対して高い抵抗性を有しています。
  • 優れた安全性と品質
    40N/平方ミリの高強度コンクリートを使用。橋軸方向の継ぎ目には、オス側に孔明き鋼板ジベル(PBL)、メス側には台形型箱断面による接合手法を開発し、車両衝突時の安全強度を高めています。
    床版との接合にはループ鉄筋の重ね合わせと補強鉄筋の配置、高強度モルタルの打設によって一体化させており、接合部も含めて高い遮塩性を確保しています。
    工場施工であるため、現場打ちと比べて表面の気泡がなく、美しい仕上がり面が実現できます。

関係者のコメント

  • 久保田会長(就任挨拶)
    「今年度のセメント需要予測は4,400万トンを割る厳しい情勢下にある。当社は新規事業の開拓を進めており、DAK式プレキャスト壁高欄工法もその重要な1つ。会員各社と一丸となって工法の普及に努め、各社の業績に貢献していきたい」
  • 睦好顧問
    「プレキャスト化することでコンクリートの品質が良くなり、施工精度も格段に向上する。これに加えて高炉スラグが入っていることで遮塩性が高く、従来よりも格段に耐久性の高い壁高欄を提供できる」
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