公開日:2015.08.21
2.舗装補修の現状
2-1.高機能舗装化の状況
東京支社管内の高機能舗装化の延長と割合は、東名高速道路で約99%、一般有料道路(小田原厚木道路、西湘バイパス、新湘南バイパス)で約73%となっている。(図-5参照)なお、最近開通した新東名高速道路、首都圏中央連絡自動車道の茅ヶ崎JCT~相模原IC間は、全線高機能舗装である。
2-2.舗装補修の状況
舗装補修を行うにあたり路面性状測定を実施し、定量的な判断を行い、補修計画の立案を行っている。(表-2参照)
東名高速道路では、工事に伴う渋滞発生時間を軽減するため、短期間に工事を集約して実施する集中工事方式を採用しており、安全性3カ年計画に基づき実施するトンネル、橋梁のはく落対策、標識の落下防止対策などと併せ、舗装補修を行っている。(図-6参照)
昨年度までは、東京支社が管理する東名高速道路全線(東京IC~豊川IC)で実施してきたが、新東名高速道路の開通によりダブルネットワークが完成し、交通量の分散が図られたことから、今年度の集中工事は東京IC~沼津ICで実施する。