公開日:2014.10.01
PEシースの要求性能を追加
変形量は10%以内に
――コンクリート橋関連の変更はありませんか。
青木 内ケーブルPCグラウト用のポリエチレン(PE)シースの要求性能について、等圧外力試験時の変形量を10%以内とする規定を新規に追加しました。
現行規定では、過大な変形が生じても傷さえ生じなければ基準を満足していると見做していましたが、(形状がつぶれてしまうとグラウト注入時の)施工上不具合が生じる可能性が懸念されるためです。
また、今年3月のJIS改正(JIS A 5308 レディーミクストコンクリートの改正)に伴い、コンクリート施工管理要領に回収骨材の取り扱いを追記しました。
戻りコンクリートやプラントで残ったコンクリートを洗浄し、取り出した「回収骨材」の使用を可能にしたものです。