優秀協力会社等表彰は18社、12名
首都高メンテナンス東東京 「2023年度安全大会」を開催
首都高メンテナンス東東京(並川賢治社長)は21日、東京・日本橋社会教育会館で「2023年度安全大会」を開催した。会場とオンライン配信のハイブリッド形式で行われ、同社および協力会社の関係者など約200人が参加した。同社の安全方針を確認するとともに、第三者事業を含めた工事の安全を誓った。さらに、優秀協力会社等表彰式なども実施した。
並川社長は開会の挨拶で、同社の道路メンテナンス業務の特殊性として「夜間工事が多く、限られた時間のなかで交通規制を行いながら狭いスペースで施工していることに加え、住居や商業施設が近接しているため周辺への配慮なしには工事を進めることができない」ことを挙げ、難易度の高い業務を長年にわたり支えてくれている協力会社に感謝の意を示した。
“もらい事故”が首都高グループ全体で高い水準で発生していることにも触れ、「相手しだいであるからとあきらめずに協力会社の皆様と一緒に知恵を絞りながら、1%でも“もらい事故”の確率が減るように安全環境の確保に務めていきたい」とした。さらに、「目標は100%の安全確保であり、その達成のためには、安全な現場環境、かつ安全な作業手順で業務を行い、そしてヒューマンエラーも防ぐことが基本となる。これらの基本行動はグループの文化、職場風土となっていて、その文化と風土をさらに発展させて、安心して質の高い業務を継続的に行うことが、当社とグループの未来の姿と考えている」と述べた。
来賓の首都高速道路東京東局の岡田知朗局長は、「管内の管理延長は141.7kmとなっており、そのうち約4割が開通後40年を経過し、7割以上が30年を経過している。高齢化にともない、ますます日頃のメンテナンスの重要度が増してきている」としたうえで、「日々の安全、安心、快適で質の高いサービスを提供するためには、これからも様々な取組みを進めていきたい。そのためには、首都高メンテナンス東東京と協力会社の協力が欠かせない。今後も皆様の技術力、ノウハウをお借りして社会的な使命を果たしていきたい」と語った。
並川賢治社長(左)と岡田知朗東京東局局長(右)
優秀協力会社等表彰では、下記の会社、職長、職員に表彰状が授与された(敬称略)。
表彰状を授与される優秀協力会社のナプコ・中村順一社長
【優秀協力会社】
・太田工業
・ナプコ
【優秀職長】
・ブライト 吉永 仁朗
・太田工業 鈴木 是幸
・アイ・エス・コンストラクション 中島 美樹雄
・アイ・エス・コンストラクション 北澤 栄二
・NIPPO 藤村 文彦
・宇野重工 山之口 達哉
・太田工業 五十嵐 豪
【優秀職員】
・アイ・エス・コンストラクション 住谷 美前
・太田工業 梶山 明弘
・リ・テック 鈴木 静香
・ナプコ 小笠原 忠
・ナプコ 大城 和男
【無事故協力会社】
・アイ・エス・コンストラクション ・アールツー ・宇野重工
・京葉ロードメンテナンス ・新日本点検 ・新日本メンテナンス
・シンコーハイウェイサービス ・スバル興業 ・清和ロード
・セシム ・セフティ・ロード ・NIPPO ・ブライト
・望月工業 ・山柿工業 ・パルシステム
表彰者の記念撮影(首都高メンテナンス東東京提供)
優秀協力会社
優秀職長(左)/優秀職員(右)
無事故協力会社