『NEXCO東日本』
大規模更新・大規模修繕工事の際の交通規制作業、利用者負担を軽減現場を巡る
NEXCO東日本 移動式防護柵「 Road Zipper® System(ロードジッパーシステム)」を報道陣に公開
東日本高速道路は、大規模更新・大規模修繕事業工事の本格化を念頭において、米国で広く使われている移動式防護柵「RoadZipper®System」(以下、ロードジッパー)の試行導入を谷和原管理事務所管内のコンクリート片剥落防止工事で開始する。それに先立ち3月29日に谷和原管理事務所内で報道陣に同システムおよび稼働状況を公開した。ロードジッパーの導入は、規制の際の作業者の安全性向上、コンクリート防護…
詳細ページへ開通前にマスコミ向けに先行公開現場を巡る
10月31日に圏央道桶川北本IC~白岡菖蒲IC間10.8㌔が開通
10月31日に新規供用される首都圏中央連絡自動車道(圏央道)桶川北本IC~白岡菖蒲IC間10.8㌔が、16日マスコミに先行公開された。同工区が開通することで、東北道と東名道が圏央道により東京都心を介さず結ばれることになり、移動時間は従来よりも約一時間短縮され、都心の渋滞も緩和される。圏央道は今回の開通で全線約300㌔中、約8割に当たる約240㌔が開通、埼玉県内では昭和60年の事業着手以来、30年を経て…
詳細ページへバイオハクリX-WB、ヒートレッドM-1、ブリストルブラスターを活用現場を巡る
NEXCO東日本 綱木川橋で鉛含有塗膜を除去
東日本高速道路東北支社仙台管理事務所は、東北道仙台宮城ICの間近、綱木川や仙台市でも最も交通量の多い路線である国道48号を跨ぐ個所にある綱木川橋の塗装塗り替えに際し、一般部は水系塗膜剥離剤「バイオハクリX-WB」、添接部は電磁誘導加熱装置を用いた塗膜剥離機「ヒートレッドM-1」、隅角部および発錆部はブラスト面形成動力工具「ブリストルブラスター」を用いて塗膜を除去する手法を初採用した。同橋…
詳細ページへ東日本高速道路 鋼3径間連続トラス橋×3連の長大橋現場を巡る
片品川橋上部工の耐震補強 1500㌧ジャッキで支承交換
NEXCO東日本高速道路高崎管理事務所は、関越道片品川橋の上部工耐震補強を進めている。同橋は昭和60年10月に供用を開始した鋼3径間連続トラス3連からなる橋長1033.85㍍の橋梁で、主構造となるトラス桁は上下線一体の二主構造であり、主構造の横断間隔は16㍍に達する。また桁高は14㍍から最大で25㍍に達する。高橋脚を有する長大トラス橋であることから、最新の耐震設計に基づき、これまでの大規模地震クラス…
詳細ページへNEXCO東日本高崎管理事務所 インタビュー
片品川橋の耐震補強が進捗、20~30億円投じてコンクリート部補修も
東日本高速道路関東支社高崎管理事務所は、埼玉県の本庄児玉IC~群馬県の水上ICまでの約70㌔、上信越道の藤岡JCT~富岡IC間約20㌔、北関東道の高崎JCT~太田桐生IC間約30㌔、合計約122㌔を管理している。中でも注目の工事が橋長1000㍍を超える片品川橋の上部工耐震補強工事だ。その内容を中心に大規模修繕や、鋼桁塗り替え・コンクリート部材の補修など、所管する構造物の保全詳細について能登谷英樹所長に聞…
詳細ページへ床版増厚は層間剥離により損傷現場を巡る
東北道福島西IC~福島飯坂IC間での2橋同時施工による床版取替
東日本高速道路東北支社は、5月24日~6月25日にかけて、東北自動車道の福島須川橋上り線、福島荒川橋上り線(福島管理事務所所管)において床版全面積(福島須川橋約800平方㍍、福島荒川橋約1,700平方㍍)をプレキャストPC床版に取り替えた。昨秋の福島須川橋下り線の床版取替に次ぐもので、今秋には福島荒川橋下り線の床版を取り替える予定だ。(井手迫瑞樹)1、劣化状況と対策両橋とも疲労および凍結防止…
詳細ページへ6月7日17時に開通 圏央道と東関東道水戸線が接続現場を巡る
圏央道神崎IC~大栄JCT間を現場公開
国土交通省常総国道事務所とNEXCO東日本水戸工事事務所が事業を進めていた圏央道神崎IC~大栄JCT間9.7㌔が6月7日17時に開通する。同区間の開通により圏央道と東関東道水戸線が繋がることになる。それに先立ち2日に報道関係向けに現場公開を行った。その詳細をリポートする。軟弱な地盤同区間は、茨城県南部の田園地帯、利根川南岸付近から千葉県境を越えて大栄JCTに至る道路。国土交通省が橋梁・切土・盛土の…
詳細ページへ約32万㎡の床版防水工を約6ヶ月という短期間で完了現場を巡る
首都圏中央連絡自動車道 幸手舗装工事における高性能床版防水工の施工
【共同執筆者】NEXCO東日本関東支社さいたま工事事務所舗装工事班成田健一氏(写真左)大成ロテック株式会社北関東支社首都圏中央連絡自動車道幸手舗装工事現場代理人佐々木正志氏(写真中央)ニチレキ株式会社技術研究所次長黄木秀実氏(写真右)1.はじめに当該工事は、東北道と圏央道が接続する久喜白岡JCT(埼玉県)を起点にして、境古河IC(茨城県)を終点とする総延長約23.2㌔の新設舗装工事で、高架…
詳細ページへNEXCO東日本 圏央道 桶川第5高架橋で採用現場を巡る
RCプレキャスト壁高欄で工程を約半分に短縮
NEXCO東日本は、整備を進めている圏央道(桶川北岡IC~白岡菖蒲IC)の桶川第5高架橋(工事中名称)の工事において、工程短縮を図るため、上下線の約8割1,267㍍にRCプレキャスト壁高欄を採用し、施工を進めている。従来の現場打ちでは3カ月程度かかる工程が1カ月半程度に短縮できる見込みだ。同橋は内・外回り線それぞれ橋長394.5㍍、鋼重約1,250㌧の鋼7径間連続開断面箱桁橋(床版は合成床版)、上越新幹線の…
詳細ページへ軟弱地盤の泥炭層、土被りが薄くpHが低いトンネルインタビュー
NEXCO東日本の技術を結集し難工事に挑む
福島と山形を結ぶ道路としては、かつて明治初期に初代山形県令である三島通庸が整備した萬世大路が名高い。中世以来の羽州街道とは別に、栗子山峠にトンネル(隧道)を配置し、山形と福島を結ぶ新しい道は、山形県の産業振興と経済発展に大きく寄与した。現在、その役割は国道13号が担っているが、さらに高速で人・物を輸送する道路として東北中央自動車道の供用が期待されている。東北中央自動車道の区間お…
詳細ページへNEXCO東日本 1日交通量10万台の重交通路線を夜間通行止めして施工現場を巡る
京葉道路上に1夜間で3橋を一挙に架設
(この記事はニュース欄に掲載していたものを好評なため、「現場を巡る」欄に再掲載したものです)東日本高速道路関東支社は2月23日、京葉道路を跨ぐ鬼高PAオフランプ橋(鋼重208㌧)、新しい鬼越歩道橋(同114㌧)、稲荷木跨道橋(同119㌧)の3橋(詳細は下表)を夜間架設した。今回通行止めした首都高速7号小松川線一之江~京葉道路原木IC間は1日通行量10万台を超える重交通路線。これを夜間6時間(23時~翌…
詳細ページへ東日本高速道路が報道陣に先行公開現場を巡る
常磐道が全線開通
東日本高速道路は2月17日、3月1日に開通する常磐自動車道常磐富岡IC~浪江IC間14.3㌔を報道陣に公開した。同区間は大部分が帰還困難区域にあり、常磐道で最後まで建設が続いていた個所。同区間が完成することで常磐自動車道三郷JCT~亘理IC間300.4㌔が全線開通(内、いわき中央IC~亘理IC間124.9㌔は暫定2車線供用)することになる。これによりいわき~仙台間が32分、相馬~いわき間が62分移動時間を短縮でき…
詳細ページへNEXCO東日本 多軸式特殊台車で一括架設現場を巡る
東北道本線上に2橋のランプ橋を夜間架設
東日本高速道路東北支社(以下「NEXCO東日本」)は、11月17日と19日の2日に分けて、東北自動車道の本線上を跨ぐ個所に2本のランプ橋(いずれも鋼単純箱桁-合成床版)を夜間架設した。ランプ橋が架設されたのは東北自動車道と東北中央自動車道が繋がる位置に建設中の福島JCT(仮称「以下省略」)。17日にはA2ランプ橋(橋長52.6㍍、226㌧)、報道陣に公開した19日にはB2ランプ橋(51.2㍍、200㌧)をそれぞれ…
詳細ページへ床版増厚等対策も約20年経過し再損傷現場を巡る
東北自動車道 福島須川橋で床版取替
東日本高速道路東北支社は、9月中旬から10月上旬にかけて、東北自動車道の福島須川橋下り線(福島管理事務所所管)において床版全面積(約800平方㍍)をプレキャストPC床版に取り替えた。今後の維持管理のモデルケースの1つとなる同工事について詳細を取材した。(井手迫瑞樹)4橋の床版取替を順次施工1、劣化状況と対策東日本高速道路東北支社は所管する東北自動車道福島須川橋下り線の床版取替えを施工中…
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