『グラウト充填不足対策』
JIS法と同精度で測定時間を1/3以下に短縮現場を巡る
ケミカル工事 塩分センサを用いたコンクリート構造物の塩化物イオン量測定技術を開発
ケミカル工事は、塩分センサを用いたコンクリート構造物の塩化物イオン量測定技術を開発した。同様の試験方法としてはJISA1154が規格化されているが、同社の開発した銀塩化銀電極を用いた塩分センサによる簡易な測定方法は、現地で特殊な技術や工程を伴わず、だれでも測定できることが特徴だ。従来のJIS法(電位差滴定)が140分かかるのに比べ、同程度の精度の測定をするのに新技術の1つである「抽出法」では…
詳細ページへグラウト充填調査は広帯域超音波法を用い、充填不足箇所にはPC-Rev工法を適用現場を巡る
NEXCO中日本 西湘バイパス滄浪橋で脱塩+表面被覆工による補修とグラウトの再注入を試験施工
NEXCO中日本東京支社は昨年12月、塩害による劣化が進む西湘バイパス滄浪橋の現場を公開した。表面被覆や電気防食などを過去にも施していたが、鉄筋の腐食やコンクリートの剥落が生じており、さらにはグラウトの充填不足が生じている個所においてPC鋼材の腐食も起きていたことから、現在は脱塩+表面被覆工による補修とグラウトの再注入を行っている状況だ。また断面修復にはデンカRIS322エースを用いている。…
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