道路構造物ジャーナルNET

『床版取替』

端部は延長床版を活用現場を巡る

NEXCO西日本 中国道寺河内橋など4橋の床版を取替

 西日本高速道路中国支社山口高速道路事務所が所管する中国道の寺河内橋など他3橋の上り線側の床版取替工事がこのほど完了した。いずれも中国道の山深い個所にあり、凍結防止剤の影響による塩害で鉄筋の腐食や床版の損傷を招いていたため、4橋とも全面的に床版を打ちかえたもの。4橋のうち、長野第一橋は合成桁であり、撤去や架設の際は特に細心の注意を払っている。寺河内橋、下渋川橋、長野第二橋の端部には…

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端部のプレキャスト化、「EQ-WALL」の採用で現場省力化と工程短縮を図る現場を巡る

NEXCO東日本 関越道松川橋 上下線全面の床版取替工事を実施中

 東日本高速道路(NEXCO東日本)新潟支社は、関越自動車道の水上IC~湯沢IC間の一級河川魚野川渡河部に位置する松川橋床版取替工事を実施している。5月17日から7月19日には64日間の終日対面通行規制を実施して、同橋・下り線のA1~P5間(236.7m)の床版2,400m2を取り替えた。同工事では、プレキャスト壁高欄の採用に加えて、床版端部も現場打ちからプレキャストPC床版に変更して省力化と工程短縮の取組みを行…

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昼夜連続追越車線規制期間中に地覆撤去のための吊孔と切断を先行で施工現場を巡る

NEXCO西日本 広島道 烏帽子第一橋で床版取替工事

 西日本高速道路(NEXCO西日本)は、広島自動車道の広島北JCT~広島北ICに架かる烏帽子第一橋(下り線)で床版取替工事を実施した。同橋は1983年の供用から36年が経過し、既設RC床版にひび割れや鉄筋露出などの損傷が発生していることから、広島道では初めてとなる高速道路リニューアルプロジェクトとして、床版取替を行う。その現場をレポートする。橋梁概要と損傷状況烏帽子第一橋(下り線)は橋長293.9m、…

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上り線施工時の一時的な活荷重の増加が床版の急速な劣化を招く現場を巡る

東日本高速道路 東北道迫川橋(下り線) 予想外の床版取替工事現場ルポ

 東日本高速道路は、2019年5月26日~6月29日の35日間、東北道築館IC~若柳金成IC間の迫川渡河部に位置する迫川橋(下り線)の床版取替工事を行った。同橋は上り線について2018年度に床版を取替えている。下り線は当面の床版取替の予定はなかった。しかし、上り線施工後、再度調査したところ床版の劣化が急速に進んでいることが確認され予定外の床版取替を実施することとなった。床版取替面積は2,509㎡。その現…

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クレーンとの2箇所同時施工で工期短縮図る現場を巡る

NEXCO中日本 風祭高架橋床版取替工事で床版取替機を初採用

 中日本高速道路(NEXCO中日本)東京支社は、小田原厚木道路の風祭高架橋床版取替工事を実施した。同橋は1969年の開通から50年が経過し、既設RC床版に損傷が発生していることから、高速道路リニューアルプロジェクトとしてP4~P4-6間の床版取替(面積920.7m2)を行った。床版取替機とクレーンを用いて床版の撤去・架設を2箇所同時に行い、工期短縮を図った同工事をレポートする。橋梁概要と損傷状況施工対象区…

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床版防水工は7061㎡、塗装塗替えは2万2455㎡施工現場を巡る

NEXCO西日本 沖縄道億首川橋・明治山第一橋 約6300㎡の床版を取り替え

 西日本高速道路が所管している沖縄高速道路の北部区間(石川IC~許田IC間)にある億首川橋(上り線)と明治山第一橋(下り線)の床版取替を含む大規模更新事業が行われている。億首川橋(上り線)は、A1~P3、P5~P11をH19~H20にSCBR工法で架け替えており、今回はP3~P5の鋼2径間連続非合成4主鈑桁部89.8m(幅員10.45m)とP11~A2の鋼3径間連続トラス非合成桁部288.4m(幅員10.45m)の床版を取り替えた。…

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現場を巡る

NEXCO西日本 本名川橋・思川橋 曲線および勾配の激しい箇所の床版取替

 西日本高速道路九州支社鹿児島高速道路事務所が所管する九州道姶良IC~薩摩吉田IC間に位置する思川橋(下り線)および、本名川橋(下り線)の床版取替を主とする大規模更新工事が進んでいる。両橋とも1973年12月の供用以来45年が経過しており、床版の疲労損傷に加えて、冬季の凍結防止剤散布に起因する塩害が発生している。加えて建設当時の骨材に十分に脱塩処理されていない海砂を使っていたことからそれに…

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門型情報板などの上空を超えて床版を撤去・設置現場を巡る

NEXCO中日本 東名高速道路愛鷹橋の床版取替工事を公開

 中日本高速道路は、東名高速道路愛鷹橋の床版取替工事を公開した。愛鷹橋(上り線)は東名高速道路の沼津IC~富士IC間の沼津市岡宮に架かる1969年3月に供用された橋長126.2mの鋼3径間連続4主鈑桁橋で床版全面1,536.9㎡を新しいプレキャストPC床版に取り替えるもの。愛鷹橋は東名沼津ICランプと接続する橋梁で新東名開通前直近の交通台数は約73,000台・大型車混入率約36%、現在は約35,000台・大型車混入率約2…

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交差道路の市道を活用して床版を搬出入現場を巡る

NEXCO東日本 道央道 勇払川橋で床版取替工事

 東日本高速道路(NEXCO東日本)は、道央自動車道の苫小牧西IC~苫小牧東IC間に架かる勇払川橋(下り線)で床版取替工事を実施した。同橋は1980年の供用から38年が経過し、既設RC床版にひび割れや鉄筋露出などの損傷が発生していることから、大規模更新事業として床版全面1,696㎡を取り替えた。床版の撤去・架設では同橋下の市道を活用して床版の搬出入を行い、安全対策の向上や施工効率化を図った同工事の詳…

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ロードジッパーシステム採用し、車線切り替えを迅速に 現場を巡る

NEXCO東日本 高瀬橋床版取替 交通に配慮して床版を3分割施工

 東日本高速道路は9月4日、長岡市の北陸道中之島見附IC~長岡JCTに架かる高瀬橋(上り線)床版取替工事を報道陣に公開した。同橋は1978年9月21日に供用された橋長111mの鋼3径間連続非合成6主鈑桁橋で、床版全面1,720㎡を新しいプレキャストPC床版(210mm厚)に取り替える。全幅15.4mの既設RC床版を横断方向に3分割して撤去・架設していることが特徴だ。これは長岡JCT付近に位置し、交通量も16,600台/日(上り…

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800㎡の床版を取替 安全対策も充実現場を巡る

NEXCO中日本八王子支社 平出高架橋を大規模リニューアル

 中日本高速道路は6月12日、中央自動車道伊北IC~岡谷IC間に架かる平出高架橋(上り線)の、大規模リニューアル現場を公開した。同高架橋は1981年3月に供用された橋長約150m、幅員8.5mの4径間連続非合成鈑桁橋。同橋を含む区間は1km当たり年17tの塩分を含む凍結防止材を散布していること、断面交通量35,000台/日(片側17,500台/日)で大型車混入率は29.5%に達している。そうしたことから、疲労や塩害による…

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床版取替工事ではNEXCO中日本として初めて床版架設機で施工現場を巡る

NEXCO中日本 小田原厚木道路 川端高架橋で床版取替

 中日本高速道路(NEXCO中日本)は、小田原厚木道路の小田原本線料金所~荻窪IC間に架かる川端高架橋(上り線)で床版架設機を採用した床版取替工事を実施した。同橋は1969年の開通から49年が経過し、既設RC床版にひび割れや鉄筋露出などの損傷が発生していることから、大規模更新事業として床版取替えを行う。民家が本線に近接していることに加え、路肩も狭い現場条件のなかで、施工された現場をレポートする…

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EMC壁高欄採用し、工期を大幅に短縮 現場を巡る

NEXCO中日本 松ヶ平橋床版取替 『スリムクリート』で間詰部を大幅短縮

 中日本高速道路は6月4日、中津川市の中央道園原IC~中津川ICに架かる松ヶ平橋床版取替工事を報道陣に公開した。同橋は1975年8月に供用された橋長297mの鋼3径間連続非合成鈑桁橋×3連で、床版全面約3千㎡を取り替える。そのほか、支承取替48基、伸縮装置取替4か所、塗替.塗装約6千㎡、新しい検査路の設置約900mもそれぞれ施工する。プレキャスト床版継手部の長さを約半分にし、プレキャスト壁高欄も新たな技術…

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全国初の車線運用切替規制を実施現場を巡る

NEXCO東日本 道央道 島松川橋で床版取替工事

 東日本高速道路(NEXCO東日本)は、道央自動車道の恵庭IC~北広島IC間に架かる島松川橋(上り線)で床版取替工事を実施した。同区間は札幌と新千歳空港を結ぶ路線に位置するため、交通量が約39,500台/日(大型車混入率約16%)と北海道内でも重交通となっている。そのため、片側1車線の対面通行規制では工事期間中、連日激しい渋滞が発生することが予測されたことから、全国で初めて時間帯により規制車線数を…

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国道上への落下防止対策と安全対策を徹底現場を巡る

NEXCO中日本 中央道 調布ICでランプ橋初の床版取替工事

 中日本高速道路(NEXCO中日本)八王子支社は、中央自動車道の調布ICランプ橋で床版取替工事を行っている。対象は、国道20号八王子方面へのOFFランプのGランプ橋と同新宿方面からのONランプのHランプ橋で、現在、Gランプ橋での工事が進められている。ランプ橋の床版取替工事はNEXCO中日本では初めてであり、高速道路リニューアルプロジェクトとして行われている同橋工事の現場ルポをまとめた。橋長20.8m、供用…

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突貫工事で建設した沖縄道北部区間ならではの構造形式に苦心現場を巡る

NEXCO西日本 沖縄高速道路福地川橋で鋼トラス橋初となる床版取替

 西日本高速道路九州支社沖縄高速道路事務所は所管している沖縄自動車道の福地川橋と湖辺底橋の床版取替を主とした大規模更新を行っている。とりわけ福地川橋では鋼トラス橋としては初となる床版取替であり、沖縄自動車道独自の構造と相まって手探りしながらの床版取替工となった。その内容について現地取材したものをまとめた。(井手迫瑞樹)今回対象となる福地川橋(上り線)と湖辺底橋(下り線)は、それ…

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PC床版にICタグを埋設してデータ管理現場を巡る

NEXCO中日本 東名道 赤渕川橋で床版取替工事

 中日本高速道路(NEXCO中日本)は、現在、東名高速道路の沼津IC~富士IC間の赤渕川橋(下り線)で床版取替工事を行っている。同橋は、昭和44年3月の供用から48年が経過しており、現在までに延べ11億台の車両が通行し、そのうち4億台が大型車であったことから、既設RC床版下面を中心に損傷が発生していた。そのため、高速道路リニューアルプロジェクト(大規模更新・修繕事業)として、プレキャストPC床版への…

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既設プレキャストRC床版下面に損傷が発生現場を巡る

NEXCO東日本 上信越道 豊洲高架橋で床版取替工事を実施

 東日本高速道路(NEXCO東日本)関東支社は、上信越自動車道の須坂長野東IC~信州中野IC間の豊洲高架橋(上り線)で床版取替工事を実施した。同橋は、日本道路公団時代に工期短縮や将来的な担い手不足対策の取り組みとして、試験的に既設床版にプレキャストRC床版を採用している。その間詰め部の打継ぎ目地の影響から、床版下面の間詰め部近傍に鉄筋露出などの損傷が発生していた。平成7年の供用から22年で高…

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名古屋支社管内および滋賀県内初の大規模更新事業現場を巡る

NEXCO中日本 北陸道 小一条高架橋で床版取替え

 中日本高速道路名古屋支社は、北陸自動車道の米原IC~長浜IC間の小一条高架橋(上り線)で床版取替工事を実施している。同橋は昭和55年の供用から37年が経過しており、既設RC床版にひび割れやはく落などの損傷が発生していることから、名古屋支社管内および滋賀県内で初めての大規模更新事業として床版取替えを行う。その現場をレポートする。(大柴功治)床版上面の鉄筋露出と土砂化下面のひび割れとはく落…

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エンドバンド継手採用 縦断勾配は5%現場を巡る

NEXCO東日本 広瀬川橋床版取替で同社初の非ループ継手採用

 東日本高速道路は、東北自動車道仙台宮城IC~泉IC間の広瀬川渡河部にある広瀬川橋下り線について損傷した床版の取替を行っている。大型車交通量の増加や25t化などを誘因とした疲労による微細なひび割れや凍結防止剤による塩害、寒暖差による凍結融解などによる複合劣化により、全体的に二方向ひび割れによる遊離石灰が析出しており、張出部では鉄筋露出を伴う剥離が確認されている。同橋では、今回東日本高速…

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北海道初の大規模更新工事現場を巡る

NEXCO東日本 札樽道 大野橋上り線の床版取替工現場ルポ

 東日本高速道路は、札樽道銭函IC~朝里IC間の大野川渡河部にある大野橋上り線について損傷した床版の取替を行っている。輪荷重の繰り返しによる微細なひび割れや凍結防止剤による塩害が主因で床版上面は土砂化や鉄筋腐食、床版下面は亀甲上のひび割れからエフロレッセンスが生じており、今回北海道支社で初めて大規模更新にあたる床版取替工を施工するに至っている。その現場ルポをまとめた。(井手迫瑞樹)…

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床版間詰部鉄筋とループ筋に高付着型エポキシ系樹脂粉体塗装鉄筋を採用現場を巡る

東北自動車道 吾妻橋で床版取替え

 東日本高速道路東北支社は5月22日から7月2日にかけて、東北自動車道の吾妻橋下り線(福島管理事務所所管)において床版全面積(約1,910㎡)をプレキャストPC床版に取替えた。福島管理事務所所管では過去に福島須川橋と福島荒川橋の床版取替えを行っているが、高速道路リニューアルプロジェクトとしては第一弾となる同工事を取材した。(大柴功治)床版増厚対策後22年で再損傷1.劣化状況と対策東北自動車道…

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超高強度繊維補強コンクリート 50年間のLCC従来比10%縮減現場を巡る

神奈川県 城ケ島大橋歩道部の床版取替に「サクセム」を採用

 神奈川県東部漁港事務所は、三浦市の三浦半島本土と城ケ島の海峡部に架かる城ケ島大橋の歩道部床版(RC構造)を超高強度繊維補強コンクリート床版(サクセム)に取り替えを進めている。設計基準強度180N/㎟を誇る同素材の床版架替への採用は初。その現場を取材した。(2017年4月1日、井手迫瑞樹)城ケ島大橋補修仕様一般図西側歩道部の方が腐食拡大東側に比べて取替数量は約7倍に拡大城ケ島大橋は昭和32年に…

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鋼単純合成桁RC床版の取替により鋼桁の外ケーブル補強を施工現場を巡る

NEXCO中日本 中央道小早川橋・弓振川橋の鋼橋RC床版を取替

 中日本高速道路は、八王子支社管内の中央道諏訪南IC~諏訪IC間の小早川渡河部および弓振川渡河部にある小早川橋・弓振川橋下り線について、10月11日~11月30日の51日間両IC間の下り線を閉鎖し、上り線を対面交通規制にした上で、損傷した床版・壁高欄・遮音壁の取替および高性能床版防水の設置などを行った。凍結防止剤による塩害により、RC床版内の鉄筋が腐食膨張し、コンクリートのひび割れや剥落、漏水が…

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半分は断面修復工で対応し、その後全面を高性能床版防水現場を巡る

NEXCO中日本 北陸道早月川橋の床版を一部取替

 中日本高速道路は、北陸道滑川IC~魚津IC間の早月川渡河部にある早月川橋下り線について損傷した床版の取替および床版補修、床版防水の設置を行っている。凍結防止剤による塩害が主因で特にP5~P9についてはプレキャストPC床版(以降PCaPC床版)へ取り替える。また、A1~P5については、部分的に床版上面へ断面修復を行う。床版防水は全面に高性能床版防水を施工する予定だ。現場ルポをまとめた。(井手迫瑞樹…

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NEXCO西日本 片側通行規制下での工事を想定現場を巡る

道谷第二橋 半断面床版取替工法を試験的に初採用

 西日本高速道路は8月26日、中国自動車道の鹿野IC~徳地IC間に位置する道谷第二橋上り線の床版取替工事を公開した。施工は、上り線を全面通行止め、下り線を対面通行規制とした上で行っているが、今後のIC付近、PA付近や名神高速道路などの重交通路線での床版取替を想定し、NEXCO総研とピーエス三菱が共同開発した半断面床版取替工法を試行的に採用している。1期施工(追い越し車線側)は5月上旬~7月中旬にか…

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西日本高速道路 中国道菅野川橋現場を巡る

45度の斜角を有する菅野川橋の床版取替

 西日本高速道路関西支社福崎高速道路事務所は、中国道の菅野川橋の床版取替えを行っている。塩害を中心とした原因により大きく損傷した現在の床版を取り替える工事で5月のGW明けから8月のお盆前にかけて下り線、9月のSW(シルバーウイーク)明けから12月の降雪前にかけて上り線をそれぞれ施工する予定だ。現場取材した内容を伝える。(井手迫瑞樹)菅野川橋旧床版の上側鉄筋近傍に沿って水平ひび割れ損傷状況…

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「FRP合成床版」~耐水性、耐食性に優れ軽量~

工法・材料ライブラリー

 宮地エンジニアリングが開発、展開しているFRP合成床版は、耐水性、耐食性に優れたFRP(ガラス繊維強化プラスチック)材を支保工兼用の永久型枠として用い、コンクリート硬化後はFRPも強度部材として作用する合成床版だ。FRPの素材の自重は鋼材の約1/4と軽く、一般的な鋼・コンクリート合成床版より単位体積重量が1割程度軽くなっている。また、鉄筋コンクリート床版(RC床版)と比較して耐久性が…

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床版増厚等対策も約20年経過し再損傷現場を巡る

東北自動車道 福島須川橋で床版取替

 東日本高速道路東北支社は、9月中旬から10月上旬にかけて、東北自動車道の福島須川橋下り線(福島管理事務所所管)において床版全面積(約800平方㍍)をプレキャストPC床版に取り替えた。今後の維持管理のモデルケースの1つとなる同工事について詳細を取材した。(井手迫瑞樹)4橋の床版取替を順次施工1、劣化状況と対策東日本高速道路東北支社は所管する東北自動車道福島須川橋下り線の床版取替えを施工中…

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―上長房橋床版取替工事―現場を巡る

車線規制による床版取替工事の実施について

 10月1日号では、中日本高速道路の猪熊康夫取締役常務執行役員保全事業本部長に同社の保全事業について話を聞いた。その中で、床版取替の特徴的かつ、今後を見据えた事例として中央道上長房橋の床版取替について言及があった。同橋についてさらに詳しく、今回は担当者の報告という形で内容について掲載する。(井手迫瑞樹)中日本高速道路株式会社八王子支社八王子保全・サービスセンター田中貞俊加藤嵩大中日…

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