道路構造物ジャーナルNET

『地方自治体』

グースは、品質確保のため一部で2層打ち業界ニュース

川崎市 多摩川スカイブリッジの建設が大詰め

 川崎市と東京都の多摩川スカイブリッジの建設が、3月中の供用を目指し急ピッチで進んでいる。現在は主に舗装、標識、車両用防護柵等を施工しており、今後は、国道409号のオーバーレイ等の施工を予定している。工事進捗率は95%に達している。(文、写真=井手迫瑞樹)同橋は、川崎市の国道409号と、東京都の都市計画道路環状8号線を結ぶ。工事延長は約870mであり、そのうち675mが橋梁形式で、その中でも600m強…

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産官学の連携で高耐久への取組み現場を巡る

福島県 一ノ俣橋の架替えに県発注橋梁工事初のフライアッシュ混入コンクリートを採用

 福島県は、喜多方市山都町一ノ木地内一般県道383号熱塩加納山都西会津線の一ノ戸川に架かる一ノ俣橋の架替えを進めている。同架替え工事においては、福島県発注の橋梁上部工事としては初めてとなるフライアッシュ(東北電力原町火力発電所産)を混入したコンクリート(セメントメーカーは住友大阪セメント、混和剤は山宗化学)による現場打ちRC床版の打設が行われた。フライアッシュを混入したコンクリートに…

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PC橋部施工ではヤード確保に苦心現場を巡る

熊本県 鋼・PC混合の長大橋・第二天草瀬戸大橋の上部工が進捗

 熊本県は、熊本天草幹線道路の一部である「本渡道路」の(仮称)第二天草瀬戸大橋(以下、「(仮称)」省略)の建設を進めている。本渡道路は天草上島と天草下島をつなぐ延長約1.3kmの道路で、橋長1,148m(幅員9.5m)の同橋がその大部分を占める。下部工は橋台2基、橋脚27基ですべての施工が完了し、上部工施工が進捗中だ。今回は、鋼・PC混合橋である同橋の設計上の特徴とPC橋部の施工を中心にレポートする…

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多摩川に架かる日野橋では架替え事業を展開インタビュー

東京都 都心部の環状線整備を重点的に推進

 東京都では、延長2,245km(2020年4月1日現在)の道路を管理している。道路整備では、区部・多摩地域の幹線道路ネットワークの完成に向けた事業などを推進しており、区部では臨海部と都心部を結ぶ交通・物流ネットワークの強化などに資する環状第2号線や、羽田空港やリニア中央新幹線の玄関口となる品川駅周辺で環状第4号線の整備に取り組んでいる。多摩地域では、完成から90年以上が経過し老朽化が進行し、20…

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切望していた2本の縦横軸が概成インタビュー

岩手県 「距離の壁」を乗り越えて県土をさらに発展

 岩手県は、全都道府県のうち、北海道に次ぐ面積を誇っている。沿岸部は漁業が盛んであり、内陸部では主に北上川流域で自動車産業などを中心とする工業や農業が盛んである。観光面でも、三陸沿岸のリアス式海岸の風景は目を楽しませ、三陸鉄道は震災など災害を乗り越え復旧を果たし、「あまちゃん」効果も相まって、訪れる客は増加傾向にある。内陸部では平泉の中尊寺金色堂などの観光客増は言うに及ばない。…

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益田市内のひとまろ大橋では上部工架設が完了インタビュー

島根県 骨格幹線道路約690kmの改良率100%達成を2029年度までに目指す

 島根県土木部都市計画課街路・公園グループリーダー角広幸氏島根県では、約250路線、延長約3,000kmを管理している。内陸部の地形的に険しい箇所の改良が難しく、改良率は65.5%と全国平均を下回っているが、骨格幹線道路を抽出して重点的に整備を進めている。その道路改良事業や松江市および益田市のバイパス道路整備について、土木部道路建設課長の市川淳氏と同・都市計画課街路・公園グループリーダーの角…

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日本海沿いの帆掛橋2号橋では塩害による深刻な損傷が発生インタビュー

島根県 新設事業から保全事業に約20億円の予算を移し老朽化対策を強力に推進

 島根県は、2,751橋の橋梁と194本のトンネルを管理している。供用から50年以上経過している橋梁が全体の約3割を占める現状の中で、1巡目点検でⅢ判定となった橋梁214橋については2023年度までの対策完了を目指して事業を推進中だ。塩害やASRに対する対策事例などを含め、同県の保全への取組みについて、土木部道路維持課長の渡部文明氏に聞いた。橋梁2,751橋、トンネル194本を管理RC橋とPC橋が全体の約7割を占…

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メラン材が閉合現場を巡る

福島県下郷大橋 空中にあるピロン柱を起点として斜吊り

 福島県は、地域高規格道路「会津縦貫南道路」に属する国道118号小沼崎バイパス(BP)の阿賀川を渡河する区間に、下郷大橋(仮称)の建設を進めている。同橋は、橋長342.5m、有効幅員9.5mのRC上路式固定アーチ橋。アーチスパンは200mと国内のRCアーチ橋で8位の長さを誇る。アーチを施工するアーチアバット付近は両側とも急峻な崖で、施工に際しては、非常な困難を伴う現場と言える。アーチ部は移動作業車を用…

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大震災や大水害を考慮した災害に強い道路を構築インタビュー

福島県 県の骨格を担う6本の連携軸とふくしまの復興・創生のための道路ネットワークなどの整備を進める

 福島県は、2011年に東日本大震災で主に浜通りで甚大な損傷を受け、さらには原子力災害により大きなダメージを受けた。さらに同年夏には主に会津地方を襲った新潟・福島豪雨によって甚大な被害を被った。最近では主に阿武隈川流域を襲った一昨年夏の台風の被害も記憶に新しい。こうした災害から県土を守り、さらに県の大切な産業を育成・発展するため、同県では縦軸3本、横軸3本、合計6本の連携軸で繋がれ…

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建設で依拠した示方書もわからず、図面や履歴も残っていない現場を巡る

国土交通省 奈良市所管の鶴舞橋を直轄診断

 国土交通省近畿地方整備局は、奈良市が所管する鶴舞橋(1960年供用、97m、単純PCプレテン床版×11連)において直轄診断を実施している。同橋は近鉄奈良線学園前駅と同けいはんな線学研奈良登美ヶ丘駅を結ぶ市道登美ヶ丘中町線上に位置しており、第2次緊急輸送道路指定されている道路で、1日約1,000台のバスが通る重要路線であり、さらに1日当たりの交通量は平成27年度センサスで1万7千台を超える事から、市…

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施工コストを4割強縮減、LCCを6割強縮減現場を巡る

秩父市 下路式ランガー桁橋の塗替え塗装で「アースコート防錆-塗装システム」を採用

 秩父市は、市道荒川幹線5号線の荒川に架かる平和橋の塗替えを行っている。塗替えには、1種ケレン以外の素地調整工でRc-1塗装系相当以上の防錆力を発揮する錆転換型防食システム「アースコート防錆-塗装システム」を採用した。同システムでは、通常の塗替えと比較してイニシャルコストは4割強縮減でき、LCCも60年換算で5割強縮減が可能だ。最大膜厚は633μmに達する塗替え面積は2,025㎡同橋は、市道荒川幹線5…

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19の橋種のうちから経済性や施工性、維持管理性などを加味して選定現場を巡る

北九州市 橋長233mの笹尾川渡河橋(仮称)にパネルブリッジを採用

 北九州市は遠賀川付近一帯の慢性的な交通渋滞の解消、自動車産業が盛んな宮若市や鞍手町とのさらなる経済交流の活性化、北九州都市圏の広域物流ネットワーク機能の向上を図ることを目的として、都市計画道路八幡鞍手線の整備を進めているが、そのうち、一級河川笹尾川に架かる笹尾川渡河橋(仮称)の架設を進めている。同橋は橋長233.3mの鋼重1140.5tの鋼7径間連続合成床版橋(8主桁)であるが、①経済性、②構…

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地山等級Eパターンも存在、湧水も発出し、掘進も困難極める現場を巡る

新白河BP 南湖トンネルで山岳トンネル自動化セントルを実装

 福島県が復興支援道路として事業を進めている国道294号新白河バイパスにおいて、白河市の松平定信が作った日本最古の公園である南湖公園の直下に建設を進めている南湖トンネルの工事が終盤を迎えている。同トンネルは延長474mと短いながら、内空断面は高さ10.8m×高さ16mと高速道路並みに大きい。土質は火山性凝灰岩や砂岩と頁岩の互層などで、地山等級はDⅠ、DⅢ、Eパターンと非常に悪く、ほぼすべての延長で補…

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軟弱地盤 生態系保持空間 長大支間 板厚95mm 様々な課題への挑戦に満ちた現場現場を巡る

羽田連絡道路(仮) 上部工閉合までの軌跡 

 川崎市川崎区殿町と東京都の羽田空港をつなぐ都市計画道路殿町羽田空港線ほか道路築造工事における橋梁の架設が完了した。(鋼桁部分のみ2月3日閉合)同橋は多摩川の最下流を渡河する橋梁であるが、架橋位置の川崎側には河川管理者が位置付ける生態系保持空間が広がり、橋脚はもちろん、工事用桟橋であっても構造物の設置は出来ない。また、航空法による転移表面および水平表面区域であり、A.P.+48.1~52.2m…

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道示波に基づいて耐震性能を把握、対策を立案現場を巡る

大阪府 田尻スカイブリッジの大規模耐震補強が最盛期

 大阪府岸和田土木事務所は、泉南郡田尻町の臨海部に供用している斜張橋である田尻スカイブリッジ(橋長572m)の橋脚、主塔及び主桁の耐震補強を進めている。とりわけ主径間であるP5~P7は田尻漁港と田尻マリーナの船が往来し、かつP5橋脚付近には釣り堀があるため、施工には細心の注意が必要だ。同耐震補強の設計と斜張橋部(P5~P7)の施工についてレポートをまとめた。(井手迫瑞樹)主塔は途中で横梁一本…

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過年度にストップホールや再溶接などの補修を行ったものの、亀裂の進展が確認現場を巡る

埼玉県 行田大橋で同県初の鋼床版上SFRC+CFRPグリッド補強を施工

 埼玉県行田県土整備事務所は、一般国道125号バイパスが武蔵水路および秩父鉄道を跨ぐ箇所に供用している行田大橋について、SFRC(鋼繊維補強コンクリート)とCFRPグリッドを用いた鋼床版補強を行っている。同橋は1988年に1期線として供用された鋼床版箱桁で床版支間(ウェブ間)は5mとかなり広く、デッキプレート厚は12mmとなっている。同時期には都市高速を中心にこうしたウエブ間の床版間隔が広い橋梁が建設…

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かぶり厚を最小限に抑えた補強が可能現場を巡る

栃木県日光土木 国道120号乳ノ木橋 鉄筋代わりにグリッドメタルを使用して上面増厚

 栃木県日光土木事務所が床版補修を行っている乳ノ木橋について、上部工のゲルバー部の遊間連結及び床版上面の補修・補強が進んでいる。既設RC床版(210mm)上面を32mmはつり、52mm打設して20mm増厚する上面増厚工。昨年度に床版下面をグリッドメタルおよびポリマーセメントモルタル吹付けで補強し、ゲルバー部を連結しており、今回は、張出し部のみグリッドメタル(JFEシビル製)を入れ、超速硬鋼繊維補強コ…

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塗膜剥離剤では8回塗布必要現場を巡る

新潟県佐渡市「おけさ橋」塗替え 1500μm厚ある既設塗膜をIH塗膜剥離機『メクレル』で1回で膨潤・掻き落とし

 新潟県佐渡地域振興局港湾課は、所管するおけさ橋の塗替えに着手した。同橋は1974年に供用された橋長25.8mの鋼製ペデストリアンデッキで、県道319号赤玉両津港線を跨いで、両津港のターミナルと駐車場を結ぶ箇所に架けられている。今回対象となる部位は、階段と支柱で面積は246㎡。数度の塗替えにより、膜厚は最大で1,500μmに達しており、塗膜剥離剤では「8回塗布しなければ取れなかった」ため、今回IH塗膜剥…

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コンクリート舗装橋の表面を補修しつつ床版防水性能も付与現場を巡る

鳥取県三朝町 橋梁床版防水にアイゾールテクニカの『HI-SPECシール工法(CP)』を初採用

 鳥取県三朝町が所管する第一栗祖橋橋梁補修工事で、床版防水にアイゾールテクニカの『HI-SPECシール工法(CP(コンクリートペイブメント))』が初採用された。同橋は橋長7.9m、幅員6.5mのRC版桁橋で1997年に供用された。いわゆるコンクリート舗装橋であり、舗装表面が劣化していたため、下地処理工によりモルタル分が消失し、粗骨材が表出している。また、大きめのひび割れが生じていることから、下地補修…

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河積阻害率を抑制し、景観性を確保現場を巡る

兵庫県 城崎大橋架替事業は下部工・上部工が今後最盛期へ

 兵庫県が計画する城崎大橋架替事業は、下部工の施工が進み、上部工も建設が緒に就いている。同橋は神戸大学名誉教授の川谷充郎氏を座長にした設計検討委員会を組織し経済性、施工性、環境性、景観性及びボート競技への配慮など8つの要求性能を鑑みた上で、PC6径間連続箱桁形式を採用した。橋長は561.5m(幅員は11.25m)に達するが、河川のみを跨ぐ県管理橋梁としては最長となる。上流にある現城崎大橋は、橋長2…

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トラス、支承および補剛桁部1776m2強を塗替え 30年程度の耐用年数を期待現場を巡る

豊岡市 円山川に架かる日置橋の塗替えに無機質・無溶剤型コーティング材『セラマックス』を採用

 豊岡市は、同市の円山川を流れる個所に架かる日置橋に無機質コーティング協会の1液性無機質・無溶剤型コーティング材『セラマックス♯1000、♯2000』を採用している。3種ケレン程度で塗り重ねできるため工期短縮に寄与するほか、無溶剤型であるためVOCも削減でき、塗膜の耐久性も高いことが特徴だ。同現場では、下塗りを75μm、上塗りを60μmと2層塗布した。鋼道路橋防食便覧内に記載がない塗料であるが、近年、…

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過膜厚で層間剝離、西側に面した鋼桁下フランジなどを中心に腐食現場を巡る

神奈川県 名橋『城ヶ島大橋』で塗替えに着手 3年間で5800m2

 神奈川県東部漁港事務所が所管する城ヶ島大橋で抜本的な塗替えが行われている。同橋の鋼橋部は供用開始以来塗り重ねが進められており、過膜厚で層間剝離も生じていた。また西側に面した鋼桁下フランジなどを中心に腐食が進んでいる個所もあり、今年から3か年の計画で5,800㎡強を塗り替えるもの。塗膜に鉛(鉛入り錆止めペイントや鉛丹など)を含んでいることや直下に漁港や工場などがあることから、ブラスト…

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FC船による相吊架設とジャッキ搭載台船による架設を実施現場を巡る

東京都 隅田川テラス連続化事業でステンレス橋2橋を架橋

 東京都建設局は、隅田川沿いに設置されている遊歩道「隅田川テラス」を連続化する整備事業で、月島川水門部および大島川水門部に架かる橋梁の桁架設を4月15日と23日に行った。両橋では主部材にライフサイクルコストに優れる省合金二相ステンレス鋼(SUS821L1)が採用された。二相ステンレス鋼を主部材に適用した橋梁は、国内ではまだ2事例しかなく、橋長が約40m~50mのものでは初めての架橋だ。両橋の桁架設…

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日本インシークが実施 全磁束法と加振法で現場を巡る

和歌山県白浜町 人道吊橋3橋を詳細調査

 和歌山県白浜町が日本インシーク(大阪市)に発注した日置川に架かる3橋の人道吊橋の詳細調査診断業務がこのほど完了した。3橋について詳細調査を行ったのは、2017年度に実施した橋梁定期点検で、いずれも早期措置段階Ⅲと診断されたためだ。詳細調査の結果、1橋で所定の安全率未満となっており、もう1橋でも損傷が大きく進んでいることが分かった。白浜町ではこの調査診断結果を踏まえて、2020年度、3橋の補…

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阪神大震災の直後、1995年3月に供用 現場を巡る

神戸市 白水橋の耐震補強がほぼ完了

 神戸市建設局西建設事務所は、所管する白水橋の耐震補強をほぼ完了した。同橋は県道21号の神戸市西区伊川谷町の伊川にかかる橋長52.1mの2径間連続非合成鈑桁橋だ。下部工はA1が重力式橋台、A2が逆T型橋台で、P1が張出式橋脚となっている。橋歴版を見ると1995年3月に供用された。1995年というと1月17日に阪神大震災が起きた、その時期である。下部工は岡野建設工業が構築し、上部工は川崎製鉄が製作架設してい…

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国と県とともに「熊本都市道路ネットワーク検討会」を立ち上げインタビュー

熊本市 市中心部の渋滞解消などを目指し熊本西環状道路の整備を推進

 熊本市では熊本地震により39橋の災害復旧事業対象の橋梁災害が発生したが、2019年2月にすべての復旧工事が完了した。災害復旧についてはほぼ目途が立ったといえるが、市内一円では慢性的な交通混雑が発生し、自動車の平均速度と渋滞箇所数が全国の政令都市でワースト1になっていることから、道路ネットワークの早期整備が待たれている。その一つとして同市が整備を進めている熊本西環状道路の進捗状況や、管…

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橋梁の災害復旧工事は今年度で完了予定インタビュー

熊本県 熊本天草幹線道路 (仮称)第二天草瀬戸大橋の建設が進捗

 2016年4月に発生した熊本地震からまもなく4年が経とうとしている。熊本県では555件の道路災害が発生し、橋梁災害は40件に達した(県施工分)。地道で着実な災害復旧を進めた結果、県所管のものはすべて発注が完了し、完成を待つ段階となった。今後は、現況復旧から“創造的復興”に向けて梶を切っていくなかで、県としての重点路線である熊本天草幹線道路の整備状況や保全への取り組みについて、土木部長の宮部…

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身延町奈良田地区 仮桟橋はLIBRA工法を採用現場を巡る

山梨県 台風19号による被災から県道南アルプス線を仮復旧

 山梨県は、2019年10月11日から12日にかけての台風19号により被災した県道南アルプス公園線の山梨県南巨摩郡早川町奈良田地内の道路の復旧工事を進めている(担当部署峡南建設事務所身延道路課)。仮歩道の設置及び、道路の仮復旧作業は仮桟橋(LIBRA工法)工法により昨年11月末までに完了しており、現在は本復旧の設計を進めている。その現場を取材した。身延は、日蓮宗の身延山久遠寺で名高い。駅周辺は大河…

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市道上は移動多軸台車、渡河部は軌条桁を用いて架設現場を巡る

横浜市 さくらみらい橋(大岡川横断人道橋)の建設が進捗

 横浜市は、さくらみらい橋(大岡川横断人道橋)の建設を進めている。同橋は、2020年度に開庁する横浜市の新庁舎や民間開発が進む北仲通北地区と新たに整備されるJR桜木町駅の南側の改札口方面を結ぶもの。架橋により安全な歩行ルートの確保と利便性が向上するとともに、みなとみらい地区や関内地区との連絡を強化し、来街者の回遊性が高まることが期待されている。街中の現場のため、狭隘なヤードに加えて交…

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ゲルバー及び橋脚有する3径間RCT桁を単純ポータルラーメンプレビーム合成桁へ現場を巡る

富山市 八田橋の架替えが最終盤

 富山市が進めている八田橋の架替えが最終盤を迎えている。旧橋は橋長30㍍程度の3径間RCT桁橋のゲルバー桁で、ゲルバーはP1とP2のいずれも中央側に有しており、そこにクラックが生じていた。また、床版下面に鉄筋露出、コンクリート剥落も生じていた。そのため、橋長36・342mの単純ポータルラーメンプレビーム合成桁橋への架替えを進めているものだ。既に上流側の架替えは2018年3月に完了し、現在は、2018年度…

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