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2023年度通常総会を開催

プレキャスト・ガードフェンス協会 片側1車線道路の正面衝突事故防止対策にも貢献

公開日:2023.07.04

 プレキャスト・ガードフェンス協会(大川内稔会長 右肩写真)は3日、東京千代田区の松本楼で2023年度通常総会と懇親会を開催した。
 大川内会長は、総会後の懇親会の挨拶で、NEXCO3社の更新事業において約500km、事業概算費約1兆円が、首都高速道路では約22km、約3,000億円、阪神高速道路では約22km、約2,000億円が新たに追加されたことに触れたうえで、「日本中の高速道路で大規模更新・修繕が行われている。事業が数十年続くことを考えると、壁高欄のマーケットは全国にあり、将来性がある。このような製品の協会はほとんどないので、PGF協会の展望は明るいと考えている」と述べた。
 また、協会ではNEXCO3社と共同開発している高速道路の暫定2車線区間の正面衝突事故防止対策として区画柵(センターブロック)を現在試行設置中であり、高速道路の安全性確保に向け、協会一丸となって供給できる体制を整えている。一方、「片側1車線道路は高速道路だけでなく全国至る箇所にあり、正面衝突事故防止対策が求められているので、協会としても貢献していきたい」と抱負を語った。

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