公開日:2023.01.27
阪神高速道路は27日、新たに更新が必要な箇所として約22kmについて、約2,000億円をかけて追加で更新事業を行う中間とりまとめを発表した。現在は総延長258kmのうち約91kmで更新事業を進めており、現在の事業費ベースの進捗率は約3割となっている。主な内容は新神戸トンネルで採用されているトンネル内のPC舗装の抜本的な更新、損傷した鋼製高欄の取替、鋼床版のSFRC基層による補強など。また、残りの約145kmの区間でも、経年劣化により、更新が必要になった個所と同様の損傷が顕在化する可能性があることから、今後の点検結果によっては更新事業の追加を検討する方針だ。