本体工事は3工事に分けて発注
首都高速道路 日本橋区間地下化事業 本体工事の契約手続事項説明会を3月に開催
公開日:2022.01.12
首都高速道路(前田信弘社長、右肩写真)は12日に本社で定例会見を開催し、大規模更新事業として進めている日本橋区間地下化事業について、新たな契約手法による本体工事の契約手続きを2022年度から開始することを明らかにした。具体的な契約手続事項に関しては、3月に開催予定の説明会で公表する。前田社長は、「東京の中心部で長期にわたって行う難工事であり、技術的にもかなり高度なものが要求されるので、施工者の知見等の協力を得たいと考えている」と述べた。本体工事は下記の3工事に分けて発注予定となっている。
▼(改負)高速都心環状線(日本橋区間)常盤橋地区トンネル工事
高速都心環状線(日本橋区間)の常盤橋地区の開削トンネル、河床防護工、一石橋架替他の実施設計および施工(工期:約180カ月)
▼(改)高速都心環状線(日本橋区間)シールドトンネル工事
高速都心環状線(日本橋区間)のシールドトンネル、発進・到達立坑、護岸構造変更他の実施設計および施工(工期:約121カ月)
▼(改)高速都心環状線(日本橋区間)高速6号向島線接続地区上部・橋脚・基礎工事
高速都心環状線(日本橋区間)の高速都心環状線橋脚の仮受け、首都高速6号向島線の架替え、迂回路他の実施設計および施工(工期:約147カ月)
現在、同事業では「呉服橋・江戸橋出入口撤去工事」を実施中で、今春から出入口部の床版撤去工事に着手予定である。約3年間の出入口撤去工事完了後、本体工事に着手する。
日本橋区間地下化事業の概要(首都高速道路提供)