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2021年度末の供用めざし、高欄、舗装工事を進める

NEXCO西日本四国支社 吉野川大橋(仮称)が閉合

公開日:2021.10.08

 NEXCO西日本四国支社徳島工事事務所が建設を進めている徳島南部自動車道徳島JCT~徳島沖洲IC間の吉野川渡河部に位置する吉野川大橋(仮称)が8日、閉合した。同橋は橋長1696.5mのPC15径間連続箱桁橋。

吉野川大橋(仮称) 2021年9月
 架設桁架設による最終ブロックの架設は、8月23日に完了していたが、8日には閉合となるP8-P9間の30cmの間詰コンクリート部を打設した。今後は架設桁の撤去、現場打ちによるコンクリート高欄の施工、橋面上の床版防水工および舗装・施設工事を進めていく。

閉合部の最終打設状況

壁高欄部の施工状況

 吉野川大橋(仮称)以外では、吉野川右岸側(南側)の盛土工は施工を完了しており、舗装工事を進めている。同左岸側も橋梁部はすでに完成しており、盛土部も9割ほど施工が完了し、並行して舗装・施設工事に着手している。
 同橋を含む徳島JCT~徳島沖洲IC間約4.7kmは2021年度内に供用する予定だ。
 同橋の基本詳細設計はエイト日本技術開発。詳細設計・施工は橋梁が鹿島・三井住友・東洋JV。舗装が鹿島道路。

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