ビービーエムのコンパクトな固定ゴム支承装置
「FxSB」~で従来比約4割のコストを縮減~
KeyPoint
- Hips技術を応用してコンパクト化
- 支承交換も手軽
- 従来比約4割コストを縮減
カテゴリー | |
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NETIS登録番号 | KK-040051-V |
商品リンク | http://www.mgb.gr.jp/bbm/products/bridge-bearing/fxsb/ |
ビービーエムは新設、補修橋の固定・可動の固定支承および多点固定連続桁橋の固定支承を対象とした固定ゴム支承装置「FxSB」を展開している。同社の機能分離型支承装置「HSB」で開発された高支圧応力度(25N/㎜2)の荷重支持板(Hips※1)技術を利用してコンパクト化したことにより、5,500kN/支承で積層ゴム支承に比べて約4割のコスト縮減を達成している。
Hipsの平面中央に鋼製のシンボウを通し、ベースプレート、上沓から水平力伝達される全方向の水平力を1ヶ所に集中させる構造。これにより支承はコンパクトになり、支承高さも鋼材の軽量化を図り、コスト縮減に繋げている。支承交換が必要な場合には上部工側に締結しているセットボルトをはずし、下部工側に締結しているカプラボルトを外せば、上沓、ゴム、ベースプレートが一体で取り外す事ができる。
実際に適用された国土交通省関東地方整備局甲府河川事務所管内の富士川橋(橋長997m、10径間連続鋼箱桁橋、中間橋脚9基による多点固定構造)では従来の積層ゴムと比べて約5割のコスト縮減を達成している。
建設技術審査証明登録番号 建技審証 第601号を取得済み。
*HiPS 下図のように内部が凹状に加工された上下の鋼板とこれにはさまれたゴムで構成されている。ゴムの中心部にはドーナツ状の内部鋼板(リングプレート)が埋め込まれており、上鋼板の上部にはすべり面となるPTTE(四フッ化エチレン樹脂)が加硫接着されている。HiPSは圧縮荷重(鉛直力)の作用時に上・下鋼板とリングプレートにより、ゴムの変形が拘束され大きな支持力を得ることができる。
施工実績
全納入実績724橋、内直轄367橋(平成26年7月時点)
画像ギャラリー
担当者連絡先
株式会社ビービーエム 営業本部 菅原
〒103-0027 東京都中央区日本橋3-11-1
電話03(3517)9863 fax03(3517)9865
sugawara@mgb.gr.jp
【ホームページ】
http://www.mgb.gr.jp/bbm