㈱ピーエス三菱の低桁高PC橋
「ダックスビーム」~高強度繊維補強モルタルを使用した低桁高PC橋~
KeyPoint
- 桁高支間比40分の1の低桁高橋を実現
- 高強度繊維補強モルタルの使用により高い耐久性を確保
- 従来の低桁高工法に比べて工事費削減が可能
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商品リンク | http://www.psmic.co.jp/ducss/index.html |
ダックスビームは設計基準強度が120N/mm2の高強度繊維補強モルタルを使用したプレストレストコンクリート製の桁であり、低桁高橋梁を提供するために開発されたものである。高強度繊維補強モルタルを使用することで、主桁に大きなプレストレスを導入できるため、桁高支間比1/25~1/40程度の低桁高橋梁を実現することができる。
高強度繊維補強モルタルはシリカフューム混入セメント、水、細骨材、高性能減水剤および鋼繊維などからなる高強度材料であり、優れた流動性、自己充填性および高い強度を有している。鋼繊維を混入しているため、高強度コンクリートにおいて発生しやすい自己収縮ひび割れを防止することができる。また、水セメント比が低く、硬化体が非常に緻密であるため、中性化、凍結融解および塩害に対して極めて高い耐久性を有している。このため、ダックスビームを使用することにより海上などの厳しい環境条件においても耐久性の優れた橋梁を実現できる。
建設技術審査証明:第0805号
施工実績
豆飼橋(橋梁名) 常陸太田市(発注者) 26.0m(橋長) 1/30~1/24(桁高支間比) 2006年(完成年)
皆喜橋 備前市 17.7m 1/28 2006年
カムテックス常石桟橋 ツネイシカムテックス㈱ 26.4m 1/47 2006年
観音橋 東広島市 40.0m 1/27 2009年
横津歩道橋 宮城県気仙沼土木事務所 32.5m 1/37 2009年
仁万橋(一期施工) 国土交通省松江国道事務所 29.3m 1/30 2009年
内真部側道橋 青森県東青地域県民局 37.9m 1/41~1/34 2010年
仁万橋(二期施工) 国道交通省松江国道事務所 29.3m 1/30 2010年
下田橋 みよし市 17.9m 1/49~1/34 2013年
大手橋(下り線) 長岡市 38.5m 1/27 2013年
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