道路構造物ジャーナルNET

ケミカル工事の大規模かつ養生時間の少ない
「床版補修急速施工システム」~WJ+超速硬コンクリートを採用~

WJ工法によるはつり状況

KeyPoint

  • WJ(コリジョンジェット)を使うことで素早く性格にはつることが可能
  • マイクロクラックが発生せず、コンクリートの付着性能も向上
  • 超速硬コンクリートを採用することで3時間で24Nの強度発現が可能
カテゴリー
商品リンクhttp://www.chemical-koji.co.jp/
公開日:2014.08.10

 ケミカル工事は、ウォータージェット(WJ)+超速硬コンクリート打設による大規模かつ養生期間の短い『床版補修急速施工システム』を開発した。従来の人力はつり+早強コンクリート打設に比べ8分の1の期間で施工できる。
 亀甲状のひび割れが生じたアスファルト舗装を取り壊すと、施工目地から流入した雨水による繰り返し水圧作用や凍害により、床版が土砂化しているケースが散見される。このような損傷した床版を補修するには、長期間の交通規制を行いながら断面修復工法・上面増厚工法・床版打抜き工法等により施工を行わなければならず、交通規制時間をなるだけ短くするよう、広範囲の床版をはつり取り、3時間で24N/mm2以上のコンクリート強度が得られる施工能力の高い手法が求められていた。
同システムは、床版のはつりにWJを用いることで、マイクロクラックの抑制や増厚コンクリートの付着性能の向上に寄与している。加えてWJの中でも高い性能を有するコリジョンジェット工法(NETIS番号KT-050046-V、2つの旋回するノズルで対象となる構造物を鉄筋裏面まで適確にはつることができる)を採用しており、はつり面の平坦性の確保や裏面のコンクリート除去も確実に施工している。

施工実績

●平成21年度 豊田出張所管内舗装工事(稲武大橋補修) 国土交通省中部地方整備局 床版上面 250m2
●平成21年度 木曽維持管内北部橋梁補修工事 国土交通省中部地方整備局 床版上面 50m2
他20件

画像ギャラリー

担当者連絡先

株式会社ケミカル工事 事業統括本部 プロジェクト推進室 神田 利之
〒114-0013 東京都北区東田端1丁目7-3 田端フクダビル6F
電話03-5855-7260 FAX03-5855-7262
t.kanda@chemical-koji.co.jp

【ホームページ】
http://www.chemical-koji.co.jp/

お問い合わせ
当サイト・弊社に関するお問い合わせ、
また更新メール登録会員のお申し込みも下記フォームよりお願い致します
お問い合わせフォーム