ケミカル工事が乾式吹付け工法でありながら200mmの厚付と200mの圧送距離を実現
「リフレドライショット工法」~画期的な乾式吹付け断面修復工法~
KeyPoint
- 専用ノズルを使うことで品質のバラつきを防止
- 200mmの厚付けと200mの圧送可能距離を実現
- リバウンドロスを2分の1に抑制
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NETIS登録番号 | KK-110042-A |
商品リンク | http://www.refre-dryshot.jp/ |
ケミカル工事、住友大阪セメント、エステックなど7社は、水平200m程度の長距離圧送と1層200mm程度の厚付けが可能な乾式吹付け工法「リフレドライショット工法」を開発し、橋梁や桟橋、トンネルといった構造物の補修用途に展開している。
リフレドライショット工法は、乾式吹付け専用のロータリーガンが脈動なく粉体の安定供給を行い、最適設計されたプレミックス材料『リフレドライショット』(粉体)とポリマーエマルジョン添加の混練水(液体)が専用特殊ノズルにて合流することによって、瞬時に均一な材料を練上げ、品質のバラつきがない乾式吹付けを可能とした。
現在、断面修復工法などで主流となっている湿式吹付け工法は、その特性上材料の長距離圧送ができない、厚付け施工ができないなどの課題があったが、同工法は長距離圧送、厚付け性能に優れており、地下構造物や、橋梁などの高架構造物および桟橋の断面修復に際しても、狭隘な現場や足場内に圧送機器を設置することなく施工できる。
一方、従来の乾式吹付け工法は粉塵の発生やリバウンドロスの多さが課題になっていたが、同工法はこれもリバウンド量を2分の1程度と大幅に低減できるため、狭隘部での施工性や工期の短縮、コスト縮減効果も期待できる。
既に橋梁や桟橋などで数件の実績を有しており、今後も橋梁やトンネルの補修などで使われる予定。また、下水道事業団用のC種(耐酸性モルタル)の開発も終えており、同補修用途への適用も関係各機関に働きかけていく方針だ。開発した7社は工法の普及・発展を目指すべくリフレドライショット工法協会を設立している。
施工実績
●中国自動車道 帝釈川橋耐震補強工事 西日本高速道路㈱ 床版下面
●日立管内橋梁補修工事(潮音橋) 国土交通省関東地方整備局 床版下面 21m2
他13件
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担当者連絡先
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