工法・材料ライブラリー
発注機関の皆様やコンサルタント、施工元請の皆様が必要な「一芸に秀でた」工法・材料を集めたライブラリーです。
橋梁
「cusa」~(フラットな作業足場上で桁点検・補修工事も桁内部から)~
①軽量でコンクリート片剥落対策に有効床パネルは、アルミ押出形材の特性を生かした軽量で剛性が高い床材を採用しています。床版の剥落を想定した300kgコンクリート片落下試験を実施し安全性を確認しております。②触って・見て・たたいて点検高剛性のパネルは、点検作業を桁内部から行うことができ、近接目視を可能としました。点検はもちろん、桁内部での修繕作業も行えます。パネルの設置も桁内部から…
続きを読む「TAPS工法」~世界最高の防食性能と長寿命を実現した現地工事システム~
①プラズマアーク溶射プラズマ系の溶射がもっとも高品質な皮膜が得られるとされており、それを利用したプラズマアーク溶射(TAPS:TransferArc Plasma Spraying)を開発しました。併せて溶射ガンを小型化し、従来施工が困難だった狭隘部での施工を可能とした。②アスキッド雨天走行中の車両(特に二輪車)のスリップ対策として、フェースプレートの滑り止めが重要になってきました。そこで滑らず、錆びず、耐久性に…
続きを読む「太平洋ゴムラテコーティング」~吹付施工により未施工と比較して10倍以上の付着強度を実現
太平洋マテリアルは、鋼・コンクリート複合構造物一体性向上材である「太平洋ゴムラテコーティング」を展開している。超速硬型ポリマーセメントモルタルのゴムラテコーティングを鋼材表面にあらかじめ吹付施工することで、後から打設するコンクリートとの付着力を向上させるもの。合成床版の鋼材とコンクリートの一体性向上を目指して開発された技術のため、合成床版への施工実績が多くなっているが、鋼桁と…
続きを読む「アースコート防錆-塗装システム」~残存錆は固定化し鋼材表面を不動態化させる錆転換型防食塗料~
「アースコート防錆-塗装システム」は、橋梁インフラの維持管理に関わるニーズと技術とのマッチングを重視し、予防保全による維持管理水準の向上を低コスト(LCCの縮減共)で実現できる橋梁長寿命化修繕対策としての新しい塗装技術システムである。本工法の特徴は、素地調整後に塗布する【EARTHCOAT防錆前処理剤】は非常に粘性が低く残存錆部に深く浸透し、不動態化(黒錆に転換)すると同時に鋼材露出部表面…
続きを読む「SGめっきSP」~溶融亜鉛アルミニウムマグネシウム合金めっき~
めっき業界大手の㈱興和工業所は、溶融亜鉛アルミニウムマグネシウム合金めっき「SGめっきSP」のNETIS登録を行い(QS-170020-A)、橋梁の検査路や鋼製壁高欄、鋼製排水溝、落下物防止フェンス、標識柱などの防食分野への適用拡大を目指している。従来の溶融亜鉛めっきは、鋼部材の防食手法として広く採用されているが、飛来塩分や凍結防止剤を散布する塩害の厳しい地域では、早期に劣化する傾向がみられた。…
続きを読むHEPAフィルター付負圧除塵装置
HEPAフィルター付負圧除塵装置Novairシリーズは約20年前に米国でアスベスト工事用の高性能負圧除塵装置として開発され今日まで米国、欧米でアスベスト、鉛、PCBなどの有害粉塵の飛散を防ぐための負圧除塵装置として広く利用されています。最近日本で問題になってきた古い塗料の中に含まれる鉛やPCBなどの有害粉塵の飛散防止のために橋梁などの塗替え工事での採用が広がっています。本製品は厚生労働省通達“平…
続きを読む「ニッシンボンド」~湿潤面接着性により、下地が濡れていても強固な接着を実現~
日進化成は、新旧コンクリートの接着耐久性増進、及び鋼繊維補強コンクリート(SFRC)等と鋼床版の接着耐久性増進に用いられる、2液型エポキシ樹脂系接着剤「ニッシンボンド」を展開している。エポキシ樹脂は元来、金属への接着は良好であるが、ニッシンボンドは特に接着特性を強化した設計となっている。また、接着特性のみならず樹脂硬化物は硬く強く、且つしなやかな物理特性を保持する。また、2液(主剤…
続きを読む「レザーバック工法」~軽量簡易型・高周波振動スクリード~
東京コンクリート技研は、橋梁床版のSFRC、港湾、空港、防衛施設の特殊コンクリートと土木仕様コンクリートの施工を長く行ってきました。近年、道路橋RC・鋼床版の劣化が進み、SFRCやジェットコンクリートによる断面修復、増厚工事が増えつつあります。床版取替には、時間・コストとも多くかかり、全ての工事を行うには莫大なコストが必要になります。道路管理者は特に劣化の進んだ箇所を、WJはつり~鉄筋防…
続きを読む「ECO-SCOP工法」~塗膜有害物の分析塗膜を安全に採取し、二次汚染廃棄物の排出を低減できる~
分析用途の塗膜採取の従来技術は、一般的に素地調整2種が用いられるが、構造的な諸条件で限られた面積や複雑な部位から塗膜を採取するための専用用具(特許出願:特願2015-223458)を採取面(塗装面)に取付けるだけで安全容易に塗膜を採取でき、分析の試料として一定の品質も確保される。塗膜分析に必要量の塗膜を採取し回収する本工法を用いることで、周辺環境汚染の防止するとともに塗膜を採取するコストは約5…
続きを読む「ハイボンドRUS工法」~凹凸がある面でも最短1日でコンクリートの剥落対策が可能~
大同塗料は、橋梁などのはく落対策工やコンクリート表面被覆工法に超速硬化ウレアウレタンシステムの『ハイボンドRUS工法』を提案している。主材のハイボンドRUSは吹付け後約5分で硬化し、2~3㎜の厚い膜を1回の工程で素早く形成する。硬化時間が30分(20℃)の速乾型プライマーを使用することで、小面積であれば開始から1時間足らずで施工を完成させることも可能である。従来の被覆工法では工程数が同じであ…
続きを読む「TSボンド40Sクリア」~コンクリート剥落防止用途 施工性・不燃性・可視化を兼ね備える~
シクソンは、トンネルや橋梁の剥落防止工用途に使用する1液性の無機接着剤「TSボンド40Sクリア」を開発、営業開始した。同工法は、下地処理を除く剥落防止工程を2時間で施工できる速さと無機材料のため不燃性が高く燃えない点、加えていわば液体化したガラスを塗装して再固体化するため構造物表面を隠さないクリア性(可視化)に優れており、なおかつ黄濁化を起こしにくい――といった特徴がある。同製品は大部…
続きを読む「セーフティSKパネル」~安全、スピーディな架設・解体作業を実現~
セーフティSKパネルは、パネル型のユニットとなった作業床をチェーンで吊り、順番に連結していくと吊足場が完成する極めてシンプルな新しい吊り足場工法。また全ての組立・解体作業は取付済みのパネルの上から行え、安全帯も簡単に掛けたり盛り替える事が可能。地上からの支援が困難な状況でも簡単・安全に吊り足場を設置する事が可能。従来工法では、①吊チェーンを掛ける。②親パイプを流す。③コロバシパイ…
続きを読む「MF炉」~塗膜くずに含まれるPCBを分無害化、鉛・亜鉛を再資源化~
三池製錬株式会社(三井金属鉱業株式会社の100%子会社)は、既存のMF炉(三井式亜鉛半溶鉱炉)を活用し、2015年9月に年間1万トンの低濃度PCB廃棄物の処理ができる施設として環境大臣認定を取得した。MF炉は、従来から電炉メーカーから排出される製鋼煙灰や自治体の焼却炉から排出される溶融飛灰といった重金属を含む廃棄物の処理を行ってきたが、そのユニークな特長は、廃棄物の処理工程から新たな廃棄…
続きを読む「サスコン®」~コンクリート構造物の高耐久化に貢献します~
ステンレス鉄筋の最大の特長は、“優れた耐食性”にあり、塩害環境においても腐食することなく、コンクリート構造物の耐久化に貢献出来る素材である。また、オーステナイト系ステンレスは非磁性の特長も持っており、磁場を嫌う施設などに活用できる。2008年のJIS制定(JISG4322)、同年、土木学会から「ステンレス鉄筋を用いるコンクリート構造物の設計施工指針(案)」の発行、2012年の「道路橋示方書・同解説…
続きを読む「PABRIS®」~業界最軽量、施工も短期化~
横河工事は、橋梁架替時迂回路、工事用道路、災害時応急橋、重機作業用仮桟橋、仮歩道橋など様々な用途に適用可能な簡易組立橋梁「PABRIS®(パブリス)」を広く展開している。車道、歩道はもちろん、特殊荷重重機用の仮橋としても十分に活用可能で、橋長は14㍍から2㍍ピッチで最大36㍍まで対応できる。また、より安全な運用を行うためのオプションとして「G-PANEL(GuardianPANEL)」を新提案している。これは…
続きを読む「バイオハクリⅩ-WB」~有害物質含有塗膜(PCB・鉛・タールなど)の拡散や飛散を抑制~
山一化学工業㈱の「バイオハクリX–WB」は、鋼道路橋を中心とする鋼構造物の既存塗膜剥離剤を簡易かつ安全に施工できる環境配慮型鋼構造物用水系//アルコール系塗膜剥離剤だ。事前に既存塗膜構成、塗膜厚を確認した後、適性量をエアレス塗付機(推奨)で塗付する。塗付後約24時間程度で有効成分が多層塗膜の深部まで浸透後、塗膜は軟化膨潤状態となる。軟化湿潤状態を確認後、手工具(刃付スクレーパーな…
続きを読むタフメッシュ工法透明でワンステップのはく落防止工法
タフメッシュは、3軸メッシュに透明樹脂をラミネートしたシートを、専用エポキシ接着材にてコンクリート面に貼り付けることで、はく落対策が出来る極めて簡易なはく落防止工法です。シート層自体に耐候性があり上塗り材も不要です。施工法が簡易なため、本工法の熟練者でなくても容易に貼付作業が出来ます。作業工程が少ないので、道路規制回数の低減や仮設機材の期間短縮も可能です。性能も、高速道路会社3…
続きを読む「背面処理工」~可撓性踏掛版~
構造物と土工部の境界に(橋台やBOXカルバートの背面等)鋼製のハニカムパネルとアスファルト混合物の複合体(補強したアスファルト舗装版)で可撓性の踏掛版を構築し、埋め戻し材に圧密沈下等の変状が生じた場合、変状に追従して変形することで路面の勾配をなだらかに形成させ、段差の発生を抑制する。施工はいたってシンプル。パラペットに不等辺山型鋼をオールアンカーで留め、そこに鋼製のハニカムパネル…
続きを読む「SSI工法」~「塩分吸着剤」による塩害補修工法~
SSI工法は、鉄道総合技術研究所とNEXCO3社(旧日本道路公団)が共同開発し、ジェイアール総研エンジニアリングが販売している塩害抑止工法だ。同工法は正に帯電させた層状構造を有する「塩分吸着剤」により塩化物イオン(Cl⁻)を吸着し、予め保持していた亜硝酸イオンを放出することにより、長期的な鉄筋防錆効果を実現するもの。アクリル系粉末ポリマーを使用することで鉄筋や下地に対する付着耐久性にも優…
続きを読む「ハードフレッシュ工法」~高い床版補強効果と防水効果を併せ持つ高浸透床版複合防水工法~
「ハードフレッシュ工法」は、橋梁のコンクリート床版の耐久性向上を図ることを目的に、1次防水として高浸透型防水材「レジリエントプライマー」、2次防水としてアスファルト加熱型塗膜防水材「フレッシュコート」を施した床版補強型高浸透床版複合防水工法である。「ハードフレッシュ工法」は、高い床版防水効果と床版上面に発生したひび割れへの高い浸透・接着性を有していることから、床版の剛性回復を…
続きを読む