工法・材料ライブラリー
発注機関の皆様やコンサルタント、施工元請の皆様が必要な「一芸に秀でた」工法・材料を集めたライブラリーです。
剥落防止工法
「ハイボンドRUS工法」~凹凸がある面でも最短1日でコンクリートの剥落対策が可能~
大同塗料は、橋梁などのはく落対策工やコンクリート表面被覆工法に超速硬化ウレアウレタンシステムの『ハイボンドRUS工法』を提案している。主材のハイボンドRUSは吹付け後約5分で硬化し、2~3㎜の厚い膜を1回の工程で素早く形成する。硬化時間が30分(20℃)の速乾型プライマーを使用することで、小面積であれば開始から1時間足らずで施工を完成させることも可能である。従来の被覆工法では工程数が同じであ…
続きを読む「TSボンド40Sクリア」~コンクリート剥落防止用途 施工性・不燃性・可視化を兼ね備える~
シクソンは、トンネルや橋梁の剥落防止工用途に使用する1液性の無機接着剤「TSボンド40Sクリア」を開発、営業開始した。同工法は、下地処理を除く剥落防止工程を2時間で施工できる速さと無機材料のため不燃性が高く燃えない点、加えていわば液体化したガラスを塗装して再固体化するため構造物表面を隠さないクリア性(可視化)に優れており、なおかつ黄濁化を起こしにくい――といった特徴がある。同製品は大部…
続きを読むタフメッシュ工法透明でワンステップのはく落防止工法
タフメッシュは、3軸メッシュに透明樹脂をラミネートしたシートを、専用エポキシ接着材にてコンクリート面に貼り付けることで、はく落対策が出来る極めて簡易なはく落防止工法です。シート層自体に耐候性があり上塗り材も不要です。施工法が簡易なため、本工法の熟練者でなくても容易に貼付作業が出来ます。作業工程が少ないので、道路規制回数の低減や仮設機材の期間短縮も可能です。性能も、高速道路会社3…
続きを読む「スケルトン工法」~施工後の目視観察が可能、素地内部の水蒸気を外部に放出するシームレスな表面保護~
スケルトン工法は、透明コーティング剤「MBSクリアガード」とガラス繊維を組み合わせたコンクリートの剥落防止機能付き表面保護工法。「透明性」と「水蒸気透過性」の2つの大きな特徴を有し、施工後のコンクリート表面の状態を目視で観察できるとともに、コンクリートにとって有害な過剰水分を水蒸気として外部へ放出する。プライマーが不要であることから、従来の塗布工法と比較して施工期間を短縮できる。…
続きを読む「ボンドKEEPメンテ工法VM-3」~含浸樹脂にポリウレタンポリウレア樹脂を用いることで氷点下での施工も可能~
コニシが橋梁やトンネルなどのコンクリート片剥落防止工法として展開している「ボンドKEEPメンテ工法VM-3」は、剥落防止工のビニロン製連続繊維シートを接着・固定する樹脂に冬季の氷点下においても施工可能で、コンクリート表面の変状にも追従可能な柔軟性の高い変性ポリウレア樹脂を採用していることが特徴だ。現在までにNEXCO各社や鉄道会社の構造物を中心に約180件の実績を有している。冬季でも施工可能…
続きを読む「ハイブリッドシート」~工期が半分に~
ショーボンド建設のハイブリッドシートは、工場製作の特殊ラミネートシート(ショーボンドHBシート)一層をエポキシ樹脂系接着剤でコンクリート構造物に貼り付け一体化し、コンクリート片のはく落を防止する工期短縮型のコンクリートはく落対策工法。シートの構造は右図のとおりで、あらかじめ剥落防止性能を担保するビニロン3軸メッシュとトップコート(高耐候性フッ素樹脂フィルム)が一体化した特殊ラミ…
続きを読む「レジガードSD」~コンクリート構造物の剥落防止工程を4工程2日間に短縮~
大日本塗料は、コンクリート構造物の剥落防止工の施工を4工程2日間で短縮できる「レジガードSD」工法を展開している。オプションにはひび割れ含浸性に優れるプライマーや、風合いが柔らかい繊維シート、耐候性に優れたトップコートを揃えており、構造物の様々な状態に対応できる。基本工程は下地養生後、不陸調整のためパテを接着し、繊維シートを貼り付けて樹脂含浸させてFRP化し、最後にトップコー…
続きを読む「RACシート」~表面に貼るだけでOK~
ショーボンド建設は特殊粘着シートを用いたコンクリート構造物表面被覆工法『RACシート工法』を展開している。塗装系の劣化防止工法では困難な、(直下に鉄道があり短時間での施工が求められる高架や低温環境下における施工など、厳しい施工条件下での適用を図っている。シートは離型フィルムと中塗に相当するアクリル樹脂系粘着剤、耐候性フッ素フィルムで構成されている。現場で離型フィルムを剥がし、…
続きを読む「クリアクロス」~施工後も変状を確認できる~
ショーボンド建設は、橋梁などにおけるコンクリート片の剥落防止工事用途に、接着剤を含浸させると透明になる特殊ビニロンクロスを無色透明の接着剤で表面に貼り付けることで従来工法と同様の剥落防止性能を有しつつ、施工後に生じる可能性がある経年劣化などの変状も目視確認できる「クリアクロス工法」について営業を進めている。剥落防止性能は、押抜き試験において、変位10mm以上の範囲で最大荷重1.5kN…
続きを読む「RTワンガード」〜ポリウレタン樹脂刷毛・ローラー塗り工法〜
ダイフレックスは、コンクリート構造物のコンクリート片剥落防止工法として、1成分型高強度ウレタン樹脂を塗布することによりコンクリートの表面保護とコンクリート片剥落防止の機能を付与する「RTワンガード」工法を展開している。同社の「レジテクトRT」工法は速硬化性に優れた吹付け工法だが、立体交差部など、スプレーの少しの飛散も許されない箇所があることから刷毛やローラー塗りでも施工可能なよう…
続きを読む「レジテクトRT」~ポリウレタン樹脂吹付け工法~
ダイフレックスは、コンクリート構造物にポリウレタン樹脂を吹付け、樹脂膜を形成させるだけでコンクリート表面保護、剥落防止性能を獲得できる「レジテクトRT」工法を展開している。2004年に営業を開始して以来、既に220件約16万平方㍍の実績を有している。RT工法は、高強度なスプレーウレタンをコンクリートに塗布することで、水、塩素、炭酸ガスを遮断し、コンクリート片の剥落を防止するもの。超速硬化…
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