工法・材料ライブラリー
発注機関の皆様やコンサルタント、施工元請の皆様が必要な「一芸に秀でた」工法・材料を集めたライブラリーです。
ジョイント
「ハイブリッドジョイント3LⅡAタイプ」~50年相当の止水性・耐久性を実現~
橋梁用伸縮装置の総合メーカーであるクリテック工業は、従来品と比べて止水性能を大きく向上させ、かつ耐荷能力に優れた道路橋用伸縮装置を開発。新技術①道路橋の伸縮量が200~600mmまでの、新設・補修工に使用可能な鋼製伸縮継手装置。適用最大床版遊間は1,230mmまで対応可能。新技術②止水材を弾性シールからジャバラゴム状シートへ変更。接続方法もファスナー式に変えたことにより、任意の箇所での接続が可…
続きを読む「背面処理工」~可撓性踏掛版~
構造物と土工部の境界に(橋台やBOXカルバートの背面等)鋼製のハニカムパネルとアスファルト混合物の複合体(補強したアスファルト舗装版)で可撓性の踏掛版を構築し、埋め戻し材に圧密沈下等の変状が生じた場合、変状に追従して変形することで路面の勾配をなだらかに形成させ、段差の発生を抑制する。施工はいたってシンプル。パラペットに不等辺山型鋼をオールアンカーで留め、そこに鋼製のハニカムパネル…
続きを読む「トータク簡易排水装置」~交通規制を必要としない桁端部の簡易排水装置~
東拓工業は、伸縮装置からの漏水を集排水することで桁端部の劣化を抑制する『トータク簡易排水装置』を展開している。設置は全て桁下から行うため交通規制を必要としないことが特徴。また、素材にポリエチレンを採用しているため軽量で寒さに強く、腐食もせず、桁下で日光が直射しないため紫外線劣化も生じにくい。1体当たり全長1㍍、幅20㌢の樹脂製大型雨樋1~4体を連結し、伸縮装置の下側付近に桁間、…
続きを読む「橋梁プロテクト技術」~FRPグリッドとジェットコンクリートの採用により、素早く施工でき、長期耐久性能も向上~
ケミカル工事は、床版増厚やジョイント部の連結工において、鉄筋の代わりにFRPグリッドを用いて施工する「橋梁プロテクト工法」を展開している。耐荷性、耐震性、走行性の向上など床版増厚やジョイント連結における所定の性能に加えて、鉄筋に比べて非常に軽く、かつ錆びないFRPグリッドを使うことで工期の短縮、竣工後の鉄筋腐食による再劣化がない、などの効果を有している。ジョイント連結工の施工手順は…
続きを読む「摩擦素子コート工法」~摩耗しても新たな摩擦素子が下層から浮き上がる~
中井商工は伸縮装置上面の鋼材部分の滑り止めおよび防錆効果向上を目的として、アルミナ結晶粒子を積層する滑り止め機構『摩擦素子コート工法』の営業を展開している。従来の溶射などの工法以上の高性能を有する上に、施工時間の短縮や施工機材の簡素化により、従来よりコストが削減できることが特徴。基本構造は高硬度アルミナ結晶粒子(モース硬度9以上、粒子径180?425μ)を転圧する事で高密度状態…
続きを読む「Facet」~6時間程度で圧縮強度24N/平方㍉の強度が発現~
太平洋マテリアルは特殊機械を用いず生コンプラントのアジテータに添加するだけで使用可能で、6時間程度で圧縮強度24N/平方㍉の強度発現が期待できる混和材「Facet」を展開している。普通セメントを使用したJISコンクリート(30-12-20N)に添加することで、6~12時間で24N/mm2の強度発現が可能。特殊な機械や装置を使用せずにアジテータ車へ添加することで製造ができ、可使時間を1時間~2時間確保で…
続きを読む「側方充填型桁端部防水」~全て桁下からの施工が可能~
中井商工は、RC桁やPC桁の比較的遊間が狭い個所(遊間量50~75mm)に適用できる新しい桁端部止水工法「側方充填型桁端防水」を開発した。簡易鋼製ジョイントの下に2液混合型のポリブタジエン樹脂を現場で側面から型枠を使って流し込み硬化させるもので最下部は充填用スティックバルーンを配置する機構。遊間部の清掃も含めて全て桁下で施工できるため交通規制の必要がないのが特徴だ。また洗浄用の高圧洗浄機…
続きを読む「AIジョイント」~構造部材を傷めずジョイントの交換が可能~
ショーボンド建設は、既設床版をはつることなく、舗装内に設置できる荷重支持型鋼製伸縮装置「AIジョイント」を開発、既に15件の実績を上げている。定着リブを従来の孔あきリブプレートから釣り針型の特殊形状に変えることで、ジョイント高さを65㍉に抑えため、RCおよびPC床版やPC桁といった構造物材の端部の箱抜が不要であり母材への影響を回避できる舗装厚内での設置を可能とし、工期も短縮できる…
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