安心と安全の供給を基本に活動
日本建築あと施工アンカー協会 第22回通常総会を開催
公開日:2015.06.15
日本建築あと施工アンカー協会(略称=JCAA、会長=山本忠男・旭化成ジオテック)は11日、東京都港区の品川プリンスホテルで第22回通常総会を開催。任期途中の理事2名の退任に伴う役員補充で、新しい理事に水野雅・ユニカ執行役員テクニカルセンター長と植村大輔・日本ヒルティ技術本部長が選任された。
山本会長は冒頭、「日本経済をみるとアベノミクス、株高・円安などの影響で回復傾向にあると言われる。建設投資はボトムだった10年度の42兆円から14年度には48兆4700億円まで回復した。こうしたなか、当協会のあと施工アンカーの生産量動態調査によると、14年度は金属拡張系アンカーで前年比111%増、接着系アンカーで同103%増、その他のアンカー類で同147%増といずれも前年実績を上回った。あと施工アンカーの必要性が高まるとともにその重要性も見直されており、当協会としては今年度もあと施工アンカーを通じて安心と安全を供給することを全ての活動の基本に据えたいと考える」とあいさつした。
総会では、品質の向上・人材の育成・市場の創出・広報活動の充実を基本活動として盛り込んだ15年度事業計画をはじめ全ての議案を全会一致で可決。このうち定款の一部変更では、会員資格の取得や部会員・委員の委嘱・補充について迅速で機動的な対応を可能とするよう当該項目を改定する案が承認された。