ソナスの無線振動計測システム
「sonas xシリーズ」～広範囲・抜けない・ずれない 最新IoT無線で手軽に高品質な振動計測を～

　東大発無線通信ベンチャーのソナスは、独自開発のIoT向けマルチホップ無線「UNISONet（ユニゾネット）」を搭載した無線振動計測システム「sonas xシリーズ」を展開している。本製品は、「安定」「高速」「省電力」「双方向低遅延」「データロスレス」「時刻同期」「ネットワーク内多数収容」を同時に実現しており、橋梁などインフラ構造物のモニタリングに適した振動計測システムである。
　最大の特長は、無線により安価・簡易に計測可能ながら、有線並みの高品質なデータが取得できる点。構造物の老朽化や点検技術者の不足が課題となっているインフラメンテナンスの現場において、配線の手間やコストを削減しながら、震度1レベルの微動も低ノイズで感知し、構造物の損傷や劣化の兆候を検知することができる新たな手法として注目されている。2017年4月の発売以来、大学などの研究機関をはじめとして、ゼネコンや建設コンサルタント、道路管理会社などへとユーザーが広がっている。

【sonas xシリーズの特長】
・アナログデバイセズ社製及びエプソン社製の高精度な3軸加速度センサ搭載
・電池で年単位連続計測・記録可能な省電力設計
・μ秒単位での正確なセンサ間時刻同期
・再送制御によるロスレスデータ収集
・100台規模のネットワーク構築も可能な収容力＆優れたスケーラビリティ
・Windowsソフトウェアやクラウドサービスなど充実した計測補助ツール