豊和の金属系あと施工アンカー
「AAP膨張アンカー」~接着系アンカーと同程度の高耐力を発揮~
KeyPoint
- 製品全体が孔壁を支圧することで接着系アンカーと同程度の高耐力を発揮
- 穿孔→清掃→挿入→取付部締結の施工により、アンカー100本を1.1日で打設可能
- 締め忘れや叩き忘れといった人的ミスを回避
カテゴリー | |
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NETIS登録番号 | SK-160014-A |
商品リンク | https://www.kk-howa.co.jp/aapanchor/aapanchor.html |
豊和は、接着系アンカーと同程度の高耐力を有する金属系あと施工アンカー「AAP膨張アンカー」を展開している。同製品は、施工性が優れていることが特徴だ。本製品は穿孔した孔に挿入して手でボルトを締めることで施工が完了するので、100本の打設が1.1日で可能となり、硬化養生の時間が必要な接着系アンカーと比較して約1.6倍施工性が向上する。
また、アンカー打ち込みが不要となるために、締め忘れや叩き忘れといった人的ミスもなくすことができ、打設時の打撃音もなく近隣対策とともに、挿入とボルト締めのみで完了するため、作業員の熟練度に関係なく施工品質を確保できる。
接着系アンカーと同程度の高耐力を有する原理は、穿孔した穴に製品を挿入して引き抜かれる力が加わると、ナットが移動し拡張板が膨張して、製品全体が孔壁を支圧することで、強力な保持力(耐力)を発揮・持続するため。亜鉛ダイカスト製M20(品番:Z5M20)の引張強度は、穿孔深さ100mmで70.6kN、200mmで121.2kN、ステンレス(SUS304)製M20(品番:S5M20)では穿孔深さ200mmで146.9kNとなっている。
本製品はあらゆるコンクリートへの取付工事に活用でき、同社では、トンネル内の電気設備・換気設備、港湾設備、のり面・斜面補強、橋梁耐震補強、仮設設備などの工事での使用を想定している。接着剤等の溶剤を使用しないことから、環境対策が必要な河川部や港湾関係の工事で、接着系アンカーと同等の耐力を必要とする場合の使用にも適している。
2018年度には、「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」の最優秀レジリエンス賞(国土・情報)を受賞した。
施工実績
国土交通省関連工事(土木・港湾など)11件
道路関連工事3件
鉄道関連工事12件
都道府県土木工事10件
建築関連8件 など
画像ギャラリー
担当者連絡先
株式会社豊和 AAP事業本部 営業開発 営業開発 主任アドバイザー 近藤崇之
〒135-0007 東京都江東区新大橋2-4-9 豊和ビル
TEL:0120-428-717 FAX:03-5638-7571
【ホームページ】 https://www.kk-howa.co.jp/