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駒井ハルテックの仮設材固定用あと施工アンカーボルト
「Rアンカー」~抜き取り可能なあと施工アンカーボルト~

Rアンカーの適用例

KeyPoint

  • 埋込部に特殊コーティングすることにより,抜き取りを可能とした
  • 仮設材の固定用アンカーボルト
  • 低温時でも施工可能であり速硬性のあるアクリル樹脂系接着剤を使用
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公開日:2014.12.23

 駒井ハルテックと電気化学工業は、抜き取り可能なあと施工アンカーボルト「Rアンカー」を開発した。
Rアンカーは、仮設材を固定するあと施工アンカーボルトであり、使用後は完全にボルトを撤去することができる。これは埋め込み部に特殊コーティングしたアンカーボルトを用いることにより、使用後はレンチで逆回転を加えることで抜き取ることを可能としたものである。
 従来工法では、コンクリート内にアンカーボルトが一部存置されるため、存置したボルトの腐食など、本体コンクリートの劣化因子となる可能性があった。また再度アンカーボルトをコンクリート構造物に設置する場合、埋め込まれたアンカーボルトを外して施工する必要があり施工が煩雑となる。そこで完全に抜き取ることができるRアンカーを開発した。
 なおRアンカーは、せん断力の作用が主であり、引張力が卓越しない箇所に限定して使用する。
Rアンカーでは、接着剤としてアクリル樹脂系接着剤を使用している。アクリル樹脂系接着剤は、従来工法と比べ、低温時(最低可使温度-10℃)でも施工可能、硬化時間が2時間と短いため工程短縮が可能、混合比率のずれによる強度低下が少ない、粘度が高く横向き・上向き施工が可能といった特徴がある。さらに専用の注入機器を使用することで、従来工法で必要であった樹脂の計量・攪拌作業が不要であるため、計量ミス・攪拌不足による施工不良を防止することができる。また皮膚刺激性が低く、臭気が弱く、環境ホルモンを含まないため、作業者の安全性確保および環境負荷低減が可能である。

施工実績

落ヶ池橋耐震補強工事/兵庫県道路公社/2014年
ジャッキアップブラケット固定用アンカーボルト
信越線北長岡・押切間稲葉Bo新設他(二)工事/JR東日本/2014年
仮設備用アンカーボルト

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〒293-0011 千葉県富津市新富33-10

TEL:0439-87-7470 FAX:0439-87-6453

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【ホームページ】

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