ティ・エス・プランニングの微破壊調査用水循環式無振動ドリル
「ロングビットドリルシステム」~極小径の専用ビットを採用~
KeyPoint
- 9㍉、15・5㍉の極小径ビットを採用
- 切粉詰まりによるひび割れ部の目詰まりも防止
- 洗浄水は循環使用可能
カテゴリー | |
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NETIS登録番号 | TH-120023-A |
商品リンク | http://www.tsp-co.com/seihinitiran/03lbds/rongubito-sisutem.html |
ティ・エス・プランニングは、橋梁や風車の基礎や原発施設などコンクリート構造物の調査・補修用途に水循環式無振動ドリル「ロングビットドリル」を展開している。
9㍉または15.5㍉径の極小径の専用ビットを先端に装着した穿孔機で、5㍍以上の深さまで穿孔可能。小型のモーターと特殊ダイヤモンドビットによって施工しているため、「従来のコアドリルのように誤って鉄筋を切断してしまうことはない」(同社)。
先端から出る水で洗浄しながら穿孔するため、切粉が詰まることによるひび割れ部の目詰まりも防止できるため、その後の補修用樹脂・微粒子無機系高炉スラグセメントの注入も容易になる。切粉を含んだ洗浄水は専用の循環装置でろ過し、再利用できるため、作業を止めずに施工することが可能。水を循環しながら切削クズを排出するため穿孔内部がきれいであり、内視鏡を使用して鮮明にコンクリート躯体内部の状況を確認・記録する事ができる。
1回の穿孔深さ実績は9㍉径で12㍍、15.5㍉径で9.5㍍。潜在的には10㍍程度まで連続穿孔できる、としている。
また、5㍉径のコア抜きも可能なため、微破壊検査によるコンクリート強度の測定用供試体も作成可能だ。
施工実績
2010年3月 原子力美浜発電所改修工事(関西電力)
2011年1月 原子力大飯発電所改修工事(関西電力)
2011年3月 平成21年度国道220号宮浦地区災害復旧(擁壁等)工事(九州地方整備局)
2011年4月 首都圏中央連絡自動車道裏高尾橋工事(中日本高速道路)
2012年5月 平成21年度八ツ場ダム管内付替道路橋梁検査路設置他工事(関東地方整備局)
2012年1月 JR総武線姥山こ線道路橋耐震補強工事(東日本旅客鉄道)
2012年12月 日光宇都宮道路土沢橋橋梁補修工事
2014年7月 中央環状品川線シールドトンネル(北行)工事(首都高速道路)
など2010年3月以来36件の実績(2014年7月現在)
画像ギャラリー
担当者連絡先
株式会社ティ・エス・プランニング 代表取締役 佐藤 智
〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-29-15 善和ビル7F
電話03-3339-7211 fax03-3339-7270
sato@tsp-co.com
【ホームページ】
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