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現場を巡る詳細

舗装面積は約13万m2、床版防水工の面積は約11万m2

NEXCO中日本 12月14日供用予定の東海環状道大野神戸IC~大垣西IC 工事現場を公開

 中日本高速道路は12日、12月14日に供用予定の東海環状自動車道(西回り)の大野神戸IC~大垣西ICにおいて、大詰めを迎えている舗装工事現場を報道公開した。同区間は延長7.6kmで全線橋梁・高架構造であり、暫定2車線での供用となる。同区間が開通すれば、東海環状自動車道の開通延長は100.4kmと3桁を超え、全体延長(約153km)に占める割合も7割近くに達する。大野神戸IC~大垣西ICの工事進捗率は8割弱に達する。今回訪れた大野神戸IC付近では、料金所の建設が終盤を迎えており、舗装も防水層はほぼ完了しており、基層の施工が進んでいた。既に中央部の約2kmは表層までの施工を完了していた。(井手迫瑞樹)


位置図

区間は全線が橋梁・高架構造だ

 NEXCO中日本の同工区の建設の所管は舗装より上のいわゆる薄皮部分である。舗装面積は約13万m2、床版防水工の面積は約11万m2に及ぶ。


アスプラスコートM/基層の施工

 床版防水はグレードⅡを用いており、防水工法としてはレジテクトGS-M工法を採用した。同工法は、舗装との接着層などに珪砂を用いずに済み、他工法に比べて1工程減らせることや、同工法において、床版防水層と舗装との接着層に用いる「アスプラスコートM」が60℃以上の温度にならないと溶けず、夏場にダンプなどが通行してもタイヤに材料が付着せず防水層も損傷しないことから手戻りが発生しないことなどを踏まえて用いたもの。基層の施工にあたっては、防水工との付着を確実にするために合材温度を170℃~最低でも90℃以上に保って舗設した。

 基層はFB13、表層は高性能舗装Ⅰ型をそれぞれ40mmずつ施工した。

レジテクトGS-M


高性能床版防水工の施工① 表面研掃→プライマー塗布→防水材の吹付け

高性能床版防水工の施工② 防水材の吹付け→層間接着層の施工→舗装接着層の施工

高性能床版防水工の施工③ 端部の施工→床版防水工の完成→ダンプが通っても損傷しない

舗装が完成した区間

大野神戸ICの傍らでは下部工の施工が進んでいた


 東海環状自動車道(西回り)では、今年度末に関広見IC~山県IC間約9kmも供用する見込みだ。残る40km強の区間においては、財政投融資を用いて、未発注の下部工と上部工についてNEXCO中日本で整備していく。(2019年11月14日掲載)