道路構造物ジャーナルNET

諸経費込みの総額は約1500億円

名高速が15年間総額1250億円の大規模修繕計画を発表

公開日:2015.07.28

 名古屋高速道路公社は、このほど総額約1250億円に上る大規模修繕計画を公表した。対象は高速都心環状線、高速1号楠線、2号東山線、3号大高線、5号万場線の約37.9㌔で、これを平成27~41年の15年間にかけて大規模補修する。同計画は当初の提言に比べて150億円圧縮しているが、これは予防保全に係る費用を除外したため。また1250億円は工事費単体の概算であり、諸経費を考慮すると15年間の総額は約1500億円に達するとみている。事業の進め方として、特に大高線や万場線など古い基準で設計された個所については損傷が顕在化しているため、早期に事業着手する方針だ。(井手迫瑞樹)

計画概要と大規模修繕対策箇所図

お問い合わせ
当サイト・弊社に関するお問い合わせ、
また更新メール登録会員のお申し込みも下記フォームよりお願い致します
お問い合わせフォーム