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点検時の視認性が向上

足場用の穴を埋めつつ桁内に外部の光源を採光

 K・S・マスターズ(清水健介社長)は、高透明シリコーンプラグなどを使って鋼箱桁内に外部の光を採光し点検しやすくする技術を開発した。既に実橋の鋼箱桁で試験的に検証しており、今後桁内の明るさを定量的に確認した上で量産する方針だ。同製品を使うことで点検時の光源のための電力を抑制し、視認性を向上させることができる。




          概要図                              えらキャップ


            シリコーンプラグ                      えらキャップからの採光状況

  製品は、施工足場用の孔を埋める箇所に使うシリコーンプラグ、鋼桁溶接のスカーラップの孔に差し込むえらキャップを高透明化し、採光できるようにしたもの。足場用の孔は約1㍍ピッチで開けられているため、高透明シリコーンプラグを用いることで箱桁内は非常に明るくなる。またシリコーンゴムは光を拡散させる性質があるため光がさす面積はさらに拡大する。加えてスカーラップを埋めるえらキャップを高透明化することで明るさは増し、点検の際の視認性が現状に比べはるかに向上する。一方で、箱桁内に光を入れることによる(桁内部塗装の)紫外線劣化を防ぐ対策として、紫外線吸収LIMS用シリコーンゴム材料を使用するとしている。

 将来的には各プラグに従来より消費電力の少ないLEDを内蔵させ視認性のさらなる向上も図る方針。また、LEDの光を外部に射光することによって桁の位置を第三者に示すライトダウン方式にも応用できるとしている。