2021年7月に統合予定
大日本コンサルタントとダイヤコンサルタント 経営統合に向けた協議を開始
公開日:2020.08.12
大日本コンサルタントとダイヤコンサルタントは7日、経営統合に向けた協議を開始することについて合意したと発表した。橋梁を中心とした構造物の計画・設計に強い大日本コンサルタントと、地質・地盤の調査・解析に強いダイヤコンサルタントが得意分野を融合することにより、自然災害の頻発化・激甚化、地球環境問題の深刻化、既設の社会インフラの老朽化に対応できる総合建設コンサルタントとして、高度な技術サービスを提供する企業を目指していく。
今後は、2021年2月に経営統合に関する最終契約の締結を行い、同年7月に統合を行う予定だ。
大日本コンサルタントは、1963年に橋梁の調査・設計などのコンサルタント業務を目的として設立し、現在では総合建設コンサルタントとして官公庁が発注する建設事業に関する調査・設計などのコンサルティング業務全体の業務を行っている。さらに、民間事業などの市場拡大や、エネルギー事業などの新しい事業領域の拡大を進めている。
ダイヤコンサルタントは、1963年に資源系の地質会社として発足。現在は、総合建設コンサルタントとして地質・地盤・地下水・資源の調査・解析とこれを活かした土木設計の業務を行っている。近年では、資源・エネルギーの確保などの課題に対しても取り組んでいる。
(2020年8月12日掲載)