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OSV研究会が5周年記念シンポジウムを開催

 土木・建築分野などの構造物などの変位を光学的に計測できる光センサ群の開発を進めている研究団体OSV(On Site Visualization)研究会(会長=芥川真一神戸大学教授)は、神戸市の神戸大学センターで創立5周年記念シンポジウムを開催した。

 片山辰雄事務局長(環境総合テクノス土木部長)は開会挨拶で「会の発足当初は、芥川会長の考案されたLEDSが唯一のセンサーであったが、その後様々なセンサー群が開発され、国内外の安全管理に利用されるようになった。最近では電気を利用しない低コストなセンサーの開発にも力が入れられている。用途も国内ではトンネル施工中の変状や斜面安全管理を中心に利用され、海外ではJICA案件として、インドの地下鉄建設現場の安全管理に採用されている。今後も光センサー群が防災・減災、安全・安心、地域住民への透明性、危険予知の精度向上、伝達の早さをテーマに活動していきたい」と話した。


 芥川会長(写真左)は基調講演の中で「OSV研究会は物づくりチーム、資材チーム、コンサルチーム、ゼネコン、研究者ということで成り立っているが、研究会の中に入っている各社がコラボすることで新しい技術を形作っていきたい」と延べた。また「当初から展開しているトンネル以外の分野への広がりが少なく、もっと発信して適用分野、件数を増やしていかなければならない。また、施工現場だけでなく、災害が置きやすい現場などへの適用も働きかけていく必要がある」と語った。

 OSV研究会は5年前に20社弱の会員でスタートし、現在は70社弱にまでその会員数を増やしている。会員の業種も当初のメーカー主体からコンサルタントやゼネコンなど様々な企業が参加している。