道路構造物ジャーナルNET

台風21号による影響でタンカーが衝突

関西空港連絡橋の道路箱桁部、鉄道橋部の一部の桁がずれる

公開日:2018.09.05

 9月4日近畿圏を襲った超大型の台風21号の影響により、西日本高速道路などが管理する関西空港連絡橋に漂流したタンカーが衝突し、道路橋部が大きく桁ずれする損傷が起きた。公開された写真を見ると橋脚にタンカーの船首部分がぶつかっており、橋脚の変位が心配される。さらに同橋は両側の道路橋の橋脚に梁を渡す形で鉄道橋部を支えているが、ずれた道路橋はその鉄道桁の高欄にあたり支えられる形でとどまっているということで、鉄道桁部もずれた道路桁におされる形で桁がずれてしまっている模様だ。

タンカーが衝突した箇所

衝突部の構造 道路橋に挟まれる形で鉄道橋がある/タンカーが激突した当該部写真

お問い合わせ
当サイト・弊社に関するお問い合わせ、
また更新メール登録会員のお申し込みも下記フォームよりお願い致します
お問い合わせフォーム