名高速 12日間で82000平方㍍の舗装打ち替え、床版防水など
小牧線7・7㌔をリフレッシュ
公開日:2014.11.25
名古屋高速道路公社は11月15日0時~26日24時までの12日間の予定で、高速11号小牧線北行き楠JCT~小牧IC間7.7㌔の小牧線リフレッシュ工事を行っている。内訳はコンクリート床版の補修および防水、舗装63,000平方㍍と鋼床版の舗装19,000平方㍍。同区間の高欄の内面塗装工事なども施した。
コンクリート床版の防水については首都高速道路や北海道など寒冷地で実績がある複合防水工法を採用した。ほとんどの箇所で実績のある電気化学工業のデッキコート複合防水工法を使っていたが、一部で日東化工の「ノバプロテクト」工法を試験的に施工した。
複合床版防水工法の施工(左)、床版上面の部分的な損傷(右)
鋼床版の施工については、IH式舗装撤去工法(電磁誘導加熱を利用し、低騒音で鋼床版を傷付けずに舗装を剥離する工法)や乗用タイプの大型剥がし機「ビースト」などを使って床版を傷つけないように注意しながら、舗装を撤去。ショットブラストで表面を研掃し、新しい舗装を施工していた。(詳細は11月16日号の「現場を巡る」で掲載します)
IH式舗装撤去工法(左)、乗用タイプの大型剥がし機「ビースト」(中)、鋼床版のショットブラスト(右)