道路構造物ジャーナルNET

日本能率協会

ものづくりNEXT↑2014を開催

公開日:2014.11.14

 日本能率協会は12~14日の3日間、東京ビッグサイトで建設業や製造業向けの生産システムの見える化と保全をテーマにした展示会「ものづくりNEXT↑2014」を開催した。
 5分野の展示会を集めて開催しており、建設業向けとしては、「インフラ検査・維持管理展」が該当している。道路構造物向けではコンクリート内の空洞や鉄筋位置を把握できる非破壊検査機器を販売・レンタルしているKEYTEC、同じくコンクリート構造物内の損傷状況や鉄筋、シースの充填度を把握できる技術を展開するiTECS技術協会、コンクリートのひび割れ計測システムを展開するクラボウ、RC床版内の健全度状況を巡航速度で走行しながら非破壊点検できる技術を有するジオ・サーチ、ニチレキ、コンクリート補修材を展開するコニシ、住友大阪セメント、太平洋セメントグループ、大日本塗料などの各社が出展した。

      阿南電気の「ダストレスケレンツール」(左)    KEYTECの「SIR-EZ」シリーズ(右)

           東日本高速道路のUAV

東京鐡骨橋梁のブースではRe-BRIやパウンダリーチェッカーを出展
 また、鋼橋の防食分野では鉛・クロム含有塗膜の除去を想定した技術として阿南電気が「ダストレスケレンツール」を出展し注目を浴びていた。
 鋼橋ファブでは、東京鐵骨橋梁が橋梁の長寿命化をサポートするシステムとして、ワンストップサービスを提供する鋼橋メンテナンスシステム「Re‐BRI(リブリ)」、渦流探傷による非破壊検査技術を適用した鋼・コンクリート境界部の腐食検査システム「バウンダリーチェッカー」を出展した。
 初日は、自民党国土強靭化総合調査会長の二階俊博衆議院議員が基調講演を行ったこともあり、前年度に比べ来場者数を大幅に伸ばしている。

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