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コニシのトンネル用コンクリート片剥落防止工法
「トレカクロス工法」~炭素繊維シート製をクロス貼り~

作業風景

KeyPoint

  • 剥落防止工だけでなく、難燃性なども有する
  • 要求性能に応じて補強を変化
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公開日:2014.10.20

 コニシは、NEXCOが所管するトンネル覆工の既設コンクリートの劣化による剥落を防止する工法として炭素繊維シート「トレカクロス」を躯体表面に貼り付け、補修する工法を展開している。東中西日本高速道路株式会社の「トンネル施工要領」及び「設計要領 第三集 トンネル編」に対応しており、はく落防止性能だけでなく、トンネル内での火災事故を想定した「延焼性・自己消火性」「発生ガスの安全性」の性能も満たしている。
 同工法は下地処理後、コンクリート表面にトレカクロスをエポキシ樹脂により貼付けるだけの簡易な方法で、はく落防止性能を発揮する。施工手順はエポキシプライマー塗布後、パテにより不陸修正を行い、含浸接着剤により繊維シートを貼り付け、トップコートし完成というオーソドックスなもの。想定されるコンクリート片剥落の規模により、トレカクロス200g目付け1層(NEXCO「設計要領 第三集 トンネル編」における小片を超えるに対応)、同2層(NEXCO「設計要領 第三集 トンネル編」における その他 に対応)と炭素繊維シートの種類及び貼付け量を変えている。

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