HOME工法・材料ライブラリー「SLJスラブ」 ~床版厚の低減と施工性の向上を図る~

工法・材料ライブラリー

オリエンタル白石のPCa PC床版による鋼橋RC床版取替え工法
「SLJスラブ」~床版厚の低減と施工性の向上を図る~

SLJスラブによる床版取替え状況
KeyPoint
  1. ループ継手を用いたPCa PC床版に比べて床版厚の低減が可能
  2. ループ継手を用いたPCa PC床版に比べて継手部の横方向鉄筋の配置が容易
  3. ループ継手を用いたPCa PC床版と同程度の疲労耐久性を確保
カテゴリー NETIS登録番号 KT-070081-A
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 オリエンタル白石は,床版厚の低減と施工性の向上が図れる床版取替え工法「SLJスラブ」を積極的に展開している。「SLJスラブ」は,PCa PC床版の橋軸方向の接合部にエンドバンド継手を用いた鋼橋RC床版の取替え工法である。一般的なループ継手を用いたPCa PC床版に比べて,床版厚を薄くすることが可能で,かつ施工性に優れた工法である。エンドバンド継手とは,鉄筋の端部に鋼管を圧着したエンドバンド鉄筋を用いた重ね継手で,通常の重ね継手に比べて半分の継手長で同等の終局耐力と変形性能を確保できる。また,輪荷重走行疲労試験にて,ループ継手を用いたPCa PC床版と同程度の疲労耐久性能が確認されている。
 一般的なループ継手を用いたPCa PC床版は,鉄筋の必要曲げ半径から床版厚が必要以上に厚くなる場合がある。これに対して,エンドバンド継手を用いることで床版厚を薄くすることが可能となり,鋼桁や下部構造の断面力を抑制でき,また,取替え区間前後との路面高の差も低減できる。さらに,ループ継手では継手内の横方向鉄筋を橋の側方から挿入する必要があるが,エンドバンド継手では継手内の横方向鉄筋を予め仮配置してPCa PC床版を架設できるので,市街地や鉄道等との交差など床版を取替える橋の立地条件によらず,容易な施工が可能となる。
 なお,エポキシ樹脂塗装鉄筋を用いた場合の性能も各種試験で確認されており,海岸線付近や凍結防止剤散布地域などの塩害が懸念される地域に採用されている。

■施工実績

2014年度末実績21件(国土交通省7件,NEXCO西日本4件,NEXCO中日本2件,自治体8件)
内,エポキシ樹脂塗装鉄筋仕様5件

■担当者連絡先

オリエンタル白石株式会社 施工・技術本部 技術部 補修補強チーム 岩本 靖
〒135-0061 東京都江東区豊洲 5-6-52 NBF豊洲キャナルフロント
電話03-6220-0637 FAX03-6220-0639
osamu.iwamoto@orsc.co.jp

【ホームページ】
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