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ショーボンド建設の特殊ラミネートシートを用いたコンクリート片剥落防止工
「ハイブリッドシート」~工期が半分に~

ハイブリットシート工法

KeyPoint

  • 現場での繊維含浸工(FRP化)やトップコートが不要
  • 工期を約半分に短縮
  • 塩害や中性化対策としての表面被覆工としても適用可能
カテゴリー
NETIS登録番号KT-110052-A
商品リンクhttp://www.sho-bond.co.jp/html/09-bk.html
公開日:2014.08.10

 ショーボンド建設のハイブリッドシートは、工場製作の特殊ラミネートシート(ショーボンドHBシート)一層をエポキシ樹脂系接着剤でコンクリート構造物に貼り付け一体化し、コンクリート片のはく落を防止する工期短縮型のコンクリートはく落対策工法。
 シートの構造は右図のとおりで、あらかじめ剥落防止性能を担保するビニロン3軸メッシュとトップコート(高耐候性フッ素樹脂フィルム)が一体化した特殊ラミネートシート構造になっている。そのため従来のビニロン繊維を用いた剥落防止工のように繊維含浸工、上塗りの手間を必要とせず、工期を従来の約半分に短縮できる。工場製作されたシートを使用するため、品質が均一で仕上がりにむらがない。シート表層は高耐候性フッ素樹脂フィルムを用いているため、耐候性にも優れている。
 また、鉄筋爆裂などにより部分破損した場合でも全てをはがしてやり直すのではなく 部分的にラミネートシートを重ね貼りすることで補修可能。
 コンクリート片剥落防止工だけでなく塩害や中性化で損傷しているコンクリート構造物の表面被覆工にも適用できる。また、床版などにおいて将来鋼板接着やCFRP接着による補強が必要になった時も剥がさずその上から補強できる。
 同社では、施工時間に制約のある跨線橋等に対して、工期短縮が必要な個所や、特に損傷が目立ち、第三者被害の恐れがある張出床版下面および壁高欄などを中心に実績を積み重ねている。
 設計単価は1㎡当たり11,800円(下地処理除く)

施工実績

H20松原和泉陸橋補修工事   1,270m2
主要地方道福岡早良大野城線外橋梁補修工事 155m2 他

画像ギャラリー

担当者連絡先

ショーボンド建設株式会社 技術本部 山崎 大輔
〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町7番8号
電話03-6861-8105
yamazaki-d@sho-bond.co.jp

【ホームページ】
http://www.sho-bond.co.jp/

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