日東建設のコンクリート構造物非破壊検査装置
「コンクリートテスター(CTS-02v4)」~ハンマー打撃による簡単・迅速な測定~
KeyPoint
- ハンマーでコンクリートを打撃するだけで簡単に圧縮強度推定が可能
- 打撃の強さや打撃角度などによる補正が不要で、知識や経験にかかわらず誰でも測定が可能
- 測定データはCSVファイルで保存され、表計算ソフトでスピーディーにデータ整理が可能
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商品リンク | https://nittokensetsu.co.jp/technology/cts.html |
日東建設のコンクリートテスター(CTS-02v4)は、ハンマーでコンクリートを打撃することによって得られる打撃力の時間波形を解析し、簡単かつ迅速にコンクリートの圧縮強度推定や、表面近傍(表面から50mm程度)の浮き・剥離の検知および劣化(塑性化)度合を検知するコンクリート専用の非破壊検査装置である。
①コンクリートの圧縮強度推定
コンクリートの圧縮強度を非破壊で推定する方法として、反発硬度法が一般的に用いられるが、反発硬度法は、コンクリート表面の影響を強く受けること、打撃角度による補正が必要であることなど、測定精度と簡便性に課題がある。コンクリートテスターは、日本非破壊検査協会規格NDIS3434-3【コンクリートの非破壊試験-打撃試験方法-第3部機械インピーダンス試験方法】に準拠した新しい原理を用いた測定装置で、打撃力や打撃角度による補正も必要なく、誰でも簡単かつ迅速に圧縮強度を高精度に推定することができる。
②コンクリートの浮き・剥離の検出
コンクリートの浮き・剥離の検査方法として、打音検査が一般的に用いられるが、判断が点検者の主観(経験や知識)に左右されること、測定データが残らないこと、また、現場条件によっては交通騒音によってそもそも打撃音を聞き取りづらいなど、様々な課題を抱えている。コンクリートテスターによる測定では、表面近傍に浮きや空隙がある場合、健全部と比較して相対的に低い測定数値が得られる。これを利用し、強度分布図を作成し浮きなどの欠陥が疑われる範囲を視覚化したデータとして残すことができる。ハンマーでコンクリートを打撃するだけで測定が行えるため、打音検査と同程度の手軽さで扱うことができる。
施工実績
国土交通省・農林水産省・地方自治体 66台
建設会社・建設コンサル 260台
その他、鉄道・高速道路・電力会社・コンクリート二次製品メーカーなど多数納入実績あり
画像ギャラリー
担当者連絡先
日東建設株式会社 札幌支店 技術開発部 岡本 真
〒003-0833 北海道札幌市白石区北郷3条4丁目9-8
電話:011-874-6200 FAX:011-874-6245
【ホームページ】 https://nittokensetsu.co.jp/