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太平洋マテリアルの鋼・コンクリート複合構造物一体性向上材
「太平洋ゴムラテコーティング」~吹付施工により未施工と比較して10倍以上の付着強度を実現

合成床版への施工状況

KeyPoint

  • 鋼材への吹付後、コンクリート打設までの間隔が空いても同様の付着力を維持
  • 劣化因子浸入を防止し、複合構造物の耐久性を向上
  • 超速硬性を有し短時間で硬化するため、次工程への影響が少ない
カテゴリー
NETIS登録番号QS-180041-A
商品リンクhttps://www.taiheiyo-m.co.jp/products/productsSubtop_5/products_5/entry-775.html
公開日:2019.01.22

 太平洋マテリアルは、鋼・コンクリート複合構造物一体性向上材である「太平洋ゴムラテコーティング」を展開している。超速硬型ポリマーセメントモルタルのゴムラテコーティングを鋼材表面にあらかじめ吹付施工することで、後から打設するコンクリートとの付着力を向上させるもの。合成床版の鋼材とコンクリートの一体性向上を目指して開発された技術のため、合成床版への施工実績が多くなっているが、鋼桁とコンクリート床版の結合部や合成セグメント、鋼管杭周囲へのコンクリート打設時などにも適用でき、あらゆる鋼・コンクリート複合構造物への対応が可能となっている。
 鋼材表面にゴムラテコーティングを施工した場合の付着強度は、未施工の場合が0.3N/mm2に対して、5mm厚の吹付で3.3 N/mm2となり、10倍以上となる(鋼材表面は無機ジンクリッチペイント塗布、材齢28日、20℃気中養生での引張接着試験データ)。この高い付着力により、鋼とコンクリートの界面からの水や塩化物イオンなどの劣化因子浸入を防止し、構造物の耐久性を向上させることができる。
 また、鋼材に吹付後、コンクリート打設までの間隔が空いても同様の付着力を維持し、吹付1カ月経過後の打設では3.3 N/mm2、4カ月経過後では5.4 N/mm2の付着強度となっている。このため、工場出荷時に鋼材への吹付を行い、現場で鋼材組み立て後にコンクリート打設を行っても同じ効果を得られる特色がある。
 さらに、材齢4時間で25 N/mm2以上の圧縮強度を発現する超速硬性能を有しているので、短時間での施工や緊急性を要する工事に対応できる利点がある。施工は、標準5mm厚(推奨値3~5mm)の吹付を基本として、汎用品の塗装用吹付ガンで対応でき、左官コテによる施工も可能。柔らかいペースト状で吹付がしやすく、吹付後のダレもないため、施工性にも優れている。

施工実績

・磐越自動車道石間釣浜橋上部工工事(合成床版)
・東北本線 上野・屋久間第二下田端跨道橋改築工事(鋼床版)
・川島陸橋改良工事(鋼桁)
・国道425号切目川6号橋上部工改良工事(鋼桁)
・平成29年度 東海環状関高架橋鋼上部工工事(合成床版)
・平成29年度 東海環状福田第3高架橋内回り鋼上部工工事(合成床版)
・道央自動車道勇払川橋床版取替工事(鋼桁上フランジ上部)
・平成29年度 東海環状高富IC東本線橋鋼上部工事(合成床版)
・平成29年度 東海環状養老鉄道第1跨道橋鋼上部工工事(合成床版)
(2019年1月21日現在)

画像ギャラリー

担当者連絡先

太平洋マテリアル株式会社

営業本部 機能性材料本部 土木インフラグループ

石田 学

〒114-0014 東京都北区田端6-1-1 田端ASUKAタワー15階

TEL:03-5832-5217 FAX:03-5832-5254

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【ホームページ】

http://www.taiheiyo-m.co.jp/

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