HOME工法・材料ライブラリー「PAZL工法」 ~100年の長期耐久性~

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PAZL溶射工法協会の超長期耐久性防食工法
「PAZL工法」~100年の長期耐久性~

施工例
KeyPoint
  1. 最長100年の防食性能
  2. 粗面化形成材を使用することでブラストの手間を軽減
  3. 擬合金溶射被膜を形成させることで、被膜の水分透過遮断性と電気化学的効果を向上
カテゴリー NETIS登録番号 KK-090023-A
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PAZL溶射工法協会は、鋼橋や鋼部材の超長期耐久性防食工法「PAZL工法」を展開している。鋼材に導電性のあるプライマー(粗面形成層)を塗布した後金属溶射(アルミ/亜鉛擬合金)を行う事で犠牲防食を図り、さらに防食塗装を組み合わせたもので、最長100年の長期耐久性を有するほか、従来(C-5系)の防食と比べて溶剤使用量を22.5%削減できる。
 PAZL溶射工法はアーク溶射の技術を改良した常温金属溶射で、基材到達時20~70℃の比較的低温度での施工が可能。また、従来の金属溶射には不可欠であった、粗面化のための高度なブラスト処理の代わりにとして粗面化形成材「ハイポン導電プライマー」(変性エポキシ樹脂)を使用しており、ブラストの手間を省くことができる。粗面化形成材はまた、塗料自体に亜鉛アルミを含有しているため、それ自体も犠牲防食性能を有している。
また従来、犠牲防食機能を有する従来の金属溶射工法では、アルミ、亜鉛、アルミ亜鉛合金など1種類の金属のみを使用していたが、アルミと亜鉛を体積比50:50、質量比で72:28の割合で同時に吹き付ける事により、アルミと亜鉛の溶融された微粒子が重なり合った擬合金溶射皮膜を形成させることで、被膜の水分透過遮断性と電気化学的効果を向上させている。
また、溶射したままの金属皮膜の内部には、多くの気孔(全気孔率1~10%)が存在するため、封孔処理を行う必要があるが、PAZL工法では、封孔処理剤としてエポキシ樹脂に近い組成に変性させた、「AZシーラー」を使用している。AZシーラーは、溶射層への浸透性が高く、かつ溶射と防食塗装下塗りのエポキシ樹脂層とのバインダーとしても有効で、強固な付着性を有している。
 第二音戸大橋(広島県)や、お台場中央連絡橋(東京都)など厳しい塩害への対s加うが求められる鋼桁でも実績を有しており、支承や桁端部など凍結防止剤を含んだ漏水による損傷が懸念される個所への補修でも実績が増加している。
 施工手順は以下の通り。
(1)素地調整
・ブラスト処理等により錆、埃、泥、塵、油などの異物を除去し清浄とし、施工に適した被塗面とする。
(2)粗面形成処理
・素地調整工程後すみやかに粗面形成材「ハイポン導電プライマー」を塗装する。
(3)溶射
・粗面形成処理工程後16時間以上3日以内に、「アルミ」/「亜鉛」を専用溶射機にて溶射する。
(4)第一封孔処理
・溶射時に生じた孔(ボイド)を埋めることを目的とし、溶射工程後24時間以内に、封孔処理剤「ハイポンAZシーラー」を塗装する。
(5)第二封孔処理
・溶射の凸凹を平滑にする事、防食の一助とすることを目的とし、第一封孔処理工程後1時間以上7日以内に、塗装する。
(6)中塗り、上塗り
・被塗物の設置環境に合わせて適切な上塗り剤(中塗り剤を塗装する場合もあり)を塗布する。

■施工実績

新設:357号お台場中央連絡橋工事 鋼製桁・鉄骨階段 12,000㎡
新設:第二音戸大橋上部工 海峡部 21,000㎡
新設:椿町こ線歩道橋 鋼床版箱桁・鋼床版溶射工事 3,500㎡
支承:那覇港(泊ふ頭地区)臨港道路改良工事 370基
支承:道央自動車道白石高架橋耐震補強工事 106基
支承:鷹の巣橋橋梁補修工事 112基
桁端部:草加高架橋外橋梁補修工事 支承36基/桁端部770㎡
桁端部:道路橋りょう整備(地特)工事(橋梁補修) 倉掛橋 支承8基/桁端部56㎡
桁端部:登米大橋橋梁塗装工事 支承48基/桁端部60㎡ 

■担当者連絡先

PAZL溶射工法協会事務局

西日本

日本ペイント販売株式会社 

近畿支店 近畿顧客営業部

中戸 雅之 

TEL:06-6455-9320 

nakato_nh0323@npc.nipponpaint.co.jp


東日本

日本ペイント販売株式会社

顧客推進本部 顧客第一営業部 

菅野 良磨

TEL:03-3740-1220

kanno_hg2248@npc.nipponpaint.co.jp