最新インタビュー

阿久根川内道路も一部工事がスタート

鹿児島国道 鹿児島東西道路で九州地整の道路トンネル初のシールド工法を採用

国土交通省
九州地方整備局
鹿児島国道事務所
前 所長
武藤 聡 氏
 国土交通省九州地方整備局鹿児島国道事務所は、直轄国道6路線300km超の管理と、南九州西回り道路や鹿児島東西道路などの改築事業を進めている。鹿児島東西道路では、JRなどを跨ぐ部分において、九州地方整備局で初めてシールド工法を用いたトンネル掘削が行われる予定だ。南九州西回り自動車道では、芦北出水道路が全面展開しており、阿久根川内道路の工事も始まった。管理の話題も含めて武藤聡所長(取材当時、現在は道路局 環境安全・防災課 沿道環境専門…
離島中心に塩害やASRに対応

鹿児島県 50年以上経過している橋梁が全体の約3割占める

鹿児島県
土木部
道路維持課長
橘木 竜一 氏
 鹿児島県は、2,437の橋梁、97のトンネルを管理している。離島が多いためか橋長が長い橋梁も多く、100m以上の橋梁は156橋に及ぶ。トンネルも山がちな地形を反映して約100箇所に達する。離島が多いことから塩害やASR対策も必要だ。こうした鹿児島県の道路構造物の保全状況(平成30年度時点)について同県土木部道路維持課の橘木竜一課長に聞いた。(井手迫瑞樹)橋梁 2437橋を管理 PC橋がほぼ半数を占める 橋長15m未満が半数を超える 100m以上は156橋 ――県…
北薩横断道路も整備が進む

鹿児島県 藺牟田瀬戸架橋が大詰め

鹿児島県
土木部
道路建設課長
島田 公史 氏
 鹿児島県は本州の最南端に位置する。古代は薩摩隼人と呼ばれ、独自の文化を誇った。鎌倉時代以降は、島津氏が入植、南北朝・戦国を経て、領国を掌握し、江戸時代には島津斉彬、小松清廉、大久保利通、西郷隆盛などの名士を輩出して討幕を果たし、明治には薩長政府の一端を担った。鹿児島市内にはその遺構がたくさん存在し、その伝統を垣間見せている。現在は日本有数の食糧基地として豚、肉用牛、ブロイラーなどの畜産物や鶏卵などを移出している。芋焼酎も大…
管理延長は 1253km 672橋、17トンネルを管理

沖縄県 厳しい塩害、ASRにどのように対応していくか

沖縄県
土木建築部
前 道路管理課長
多和田 真忠 氏
 沖縄県は、日本の最南西端に属する。県土は東西約1,000km、南北約400kmに及ぶ海域に49の有人島が点在する。亜熱帯の島々は、美しい自然を形成し、現在では年間約1,000万人の観光客が訪れている。現在では、沖縄本島や石垣島はもちろん、宮古地方にもその余波は及んでおり、来間大橋、池間大橋そして2015年に開通した伊良部大橋がその振興に寄与していることは言うまでもない。しかし、常夏の楽園は台風の常襲地帯でもある。ただでさえ周囲を海に囲まれており鋼…
塩害やASRの疑いある橋梁対策も

北部国道事務所 名護東道路などの建設を進める

内閣府 沖縄総合事務局
北部国道事務所長
崎間 斉 氏
 沖縄本島北部地域の主要国道を所管する北部国道事務所は2路線約135kmを所管する事務所で、管内には85箇所の橋梁、9箇所のトンネルを有する。また、新設道路として名護東道路や、恩納・恩納南BP、金武BP、読谷道路などの事業を進めている。新設・保全ともに塩害を考慮した設計・施工を行っている。詳細について崎間斉所長に聞いた。(井手迫瑞樹)20㍍以上の橋梁85橋を管理 トンネルは9箇所を所管 ――管内の概要から 崎間所長 まず、基本的に沖縄本島は四方…

現場を巡る

床版防水工は7061㎡、塗装塗替えは2万2455㎡施工

NEXCO西日本 沖縄道億首川橋・明治山第一橋 約6300㎡の床版を取り替え

 西日本高速道路が所管している沖縄高速道路の北部区間(石川IC~許田IC間)にある億首川橋(上り線)と明治山第一橋(下り線)の床版取替を含む大規模更新事業が行われている。億首川橋(上り線)は、A1~P3、P5~P11をH19~H20にSCBR工法で架け替えており、今回はP3~P5の鋼2径間連続非合成4主鈑桁部89.8m(幅員10.45…
厳しい塩害に対応するためSSI工法により断面修復

千葉県 仲原橋にグリッドメタルを採用して増厚量を減らして補修

 千葉県安房土木事務所が所管する仲原橋(カルバートボックス)で実工事としては初めて補強鉄筋の代わりにグリッドメタルを用いた補修を行っている。補修により桁下の水路容積をできるだけ減らさないようにするため、補修の際の増厚を従来のRCによる補修に比べ半分程度に減らすことができる同手法を採用したものだ。配筋…
コンクリートの仕上げが難しく、今後の課題に

東北地方整備局福島河川国道事務所 桑折高架橋(仮称)で高耐久RC床版の打設を開始

 国土交通省東北地方整備局福島河川国道事務所は、相馬福島道路(霊山~福島)の桑折高架橋(仮称)の床版コンクリート打設工を4月2日から開始した。同事務所ではコンクリート構造物の長寿命化を目指して、2015年度から産学官が連携した品質確保の取り組みを行っている。同橋はその取り組みに基づいて下部工と上部工を施…

連 載

㊷百錬自得

民間と行政、双方の間から見えるもの

富山市
建設技術統括監
植野 芳彦 氏
1.はじめに  改元があり、新元号が始まりました。気持ちも新たに、ライフワークに取り組みたい。これからは、私の取り組みは「ライフワーク」と言おう!2.課題山積 いやあ、ここにきて、問題続発である。ひとえに、職員も業者も私の言うことを聞かないからである。(笑い)。 土木技術、特に構造の世界では、経験が何よ…
-分かっていますか?何が問題なのか- ㊾高齢橋梁の性能と健全度推移について(その6) ‐将来に残すべき著名橋になすべきことは‐

これでよいのか専門技術者

(一般財団法人)首都高速道路技術センター
上席研究員
髙木 千太郎 氏
私にとって、『昭和』から『平成』、『令和』と元号が変わることは?  私の連載、“これでよいのか専門技術者”49回目にあたる本号が読者の目に触れる今日は、『平成』から新元号の『令和』に替わった、節目の令和元年5月1日である。 ここで、連載には関係ないが、私自身の過ぎ去った『昭和』、『平成』の時代を私が、どの…
シリーズ「コンクリート構造物の品質確保物語」㉙

地元業者が取り組む高耐久RC床版の施工(その1)

日本大学 工学部 土木工学科
コンクリート工学研究室
准教授
子田 康弘 氏
1.はじめに 高耐久RC床版は、フライアッシュコンクリートを用いた向定内橋のRC床版が代表例になるが、その実装は三陸地域から始まった1)。高耐久RC床版の実装に携わった施工者に目を向けると、三陸地域の床版は大手建設会社がこれの担い手であった。この種の会社は、技術的な課題の克服にあたって現場単独のみならず、…

『工法・材料ライブラリー』『記事』更新履歴

2019年5月15日 業界ニュース 気仙沼湾横断橋 主塔の架設が完了
2019年2月24日 業界ニュース PC床版継手工法研究会が技術講演会を開催
2019年2月13日 業界ニュース NEXCO西日本 関空連絡橋A1~P1の橋桁を架設
2019年1月29日 業界ニュース KEYTEC「電磁波レーダ法」の講習会を開催
2019年1月19日 業界ニュース PC建協が新年賀詞交歓会を開催
2019年1月11日 業界ニュース 日本橋梁建設協会が新年交礼会を開催
2018年10月23日 業界ニュース 山口県 大島大橋に大型貨物船が衝突
2018年7月30日 現場を巡る 平成30年7月豪雨 被災現場を巡る①