最新インタビュー

バランスを考えつつ保全へシフト 海外市場へ積極展開

横河ブリッジ 髙田和彦社長インタビュー

株式会社横河ブリッジ
代表取締役社長
髙田 和彦 氏
 横河ブリッジは2018年度までの前3か年計画を無事達成し、今年度から新3か年計画の下、事業を展開している。「社長としての勝負は今年度の新計画から」と話す髙田和彦社長は、技術・設計畑を中心に歩み、横河ブリッジの技術を支えてきた。同氏が、今後どのように会社の舵を切っていくのか、そして漸減傾向にある国内新設、漸増傾向にある保全、ブルーオーシャンともいうべき海外市場にどのように取り組んでいくのか、その方針を聞いた。(井手迫瑞樹)昨年度売…
ロッカーピア、長大特殊橋の耐震補強も順次進める

NEXCO西日本 大規模更新は重交通路線対応へ

西日本高速道路株式会社
保全サービス事業部長
安達 雅人 氏
 NEXCO西日本は昨年度、山陽道や広島呉道路の大規模災害、関空連絡橋への船の激突による桁の一部損壊、立川橋の崩落など多くの災害に見舞われ、構造物が傷ついた。先年には熊本地震にも遭うなど、災害が続いているが、対応力も磨き、立ち直りも早くなっている。その組織的な強靭さや、大規模更新事業、耐震補強、4車線化事業などの進捗状況について、安達雅人・保全サービス事業部長に詳細を聞いた。(井手迫瑞樹)3交代制や人員のラップを行い、持続的かつ円滑…
構造及び施工上の特徴を探る

首都高速道路 東京西局プロジェクト本部 小松川JCT、渋谷入口が供用へ

首都高速道路株式会社
東京西局プロジェクト本部長
高橋 三雅 氏
 首都高速道路が建設を進める小松川JCT、渋谷入口(下り)の供用が12月に迫っている。小松川JCTは複雑な線形形状、道路構造をしかも本線を供用しながら架設し、改良していく難工事であり、完成に近づきつつある。渋谷入口も同様に様々な構造を有する難工事であり、隣接する都道に配慮しながら慎重に工事を進めていった。東品川桟橋・鮫洲埋立部の進捗状況と含めて、高橋三雅・同社東京西局プロジェクト本部長に詳細を聞いた。(井手迫瑞樹)中央環状線3か所の改…

現場を巡る

河床堆積物や岩盤層(岩盤区分B型以下)に直接鋼管矢板を打ち込むことが可能

横山基礎工事「マイクロジョイントパイル(MJP)工法」の建設技術審査証明を取得

 横山基礎工事は、このほど災害復旧や河川内工事などの急速性が求められる締切施工の現場で用いられる「マイクロジョイントパイル(MJP)工法」の建設技術審査証明を取得(建設機械施工技術第1901号)した。同工法の適用対象は、土留壁、仮締切壁、河川・港湾の護岸壁、ダムのリニューアル工事、機能追加工事の各種壁体、…
避難坑の背面空洞量は調査時の6倍。空洞には発泡ウレタンを注入

NEXCO中日本 安房トンネル本坑・避難坑の補修工事を進める

 中日本高速道路(NEXCO中日本)八王子支社は、中部縦貫自動車道(安房峠道路)の安房トンネル補修工事を進めている。2018年5月17日からの工事では、避難坑の在来工法区間での6倍発泡ウレタンによる覆工背面空洞充填工、本坑の吹付けコンクリート区間での小片はく落対策工、上り線土工部での自然のり面からの落石を防止す…
端部は延長床版を活用

NEXCO西日本 中国道寺河内橋など4橋の床版を取替

 西日本高速道路中国支社山口高速道路事務所が所管する中国道の寺河内橋など他3橋の上り線側の床版取替工事がこのほど完了した。いずれも中国道の山深い個所にあり、凍結防止剤の影響による塩害で鉄筋の腐食や床版の損傷を招いていたため、4橋とも全面的に床版を打ちかえたもの。4橋のうち、長野第一橋は合成桁であり、撤…
LMFC(ラテックス改質速硬コンクリート)を採用

北海道開発局 山水橋のコンクリート舗装を伴う補修とその経過状況

 当サイトでは、東日本高速道路のJ-THIFCOMを用いた床版の上面補修、新屋橋での橋梁のコンクリート舗装の事例を先だって紹介した。今回は、2017年夏(7、8月)に国土交通省北海道開発局札幌開発建設部千歳道路事務所が所管する山水橋(北海道恵庭市盤尻、昭和41年供用)で施工した橋梁のコンクリート舗装を伴う補修とその…

名高速 楠線でWJによるはつり(コリジョンジェット)とグースアスファルト防水を試験施工

 名古屋高速道路公社(以下、名高速)は、9月15、16日の2日間、IHIインフラ建設が受注して大規模修繕工事を進めている楠線P97-P103区間のうち、特に劣化が進んでいるP97-98径間の下り線車線部の一部19m2において、上面からのWJを用いたはつりおよびグースアスファルトによる床版防水などの試験施工を行った。今後、WJの…
ゲルバー及び橋脚有する3径間RCT桁を単純ポータルラーメンプレビーム合成桁へ

富山市 八田橋の架替えが最終盤

 富山市が進めている八田橋の架替えが最終盤を迎えている。旧橋は橋長30㍍程度の3径間RCT桁橋のゲルバー桁で、ゲルバーはP1とP2のいずれも中央側に有しており、そこにクラックが生じていた。また、床版下面に鉄筋露出、コンクリート剥落も生じていた。そのため、橋長36・342mの単純ポータルラーメンプレビーム合成桁橋へ…
舗装面積は約13万m2、床版防水工の面積は約11万m2

NEXCO中日本 12月14日供用予定の東海環状道大野神戸IC~大垣西IC 工事現場を公開

 中日本高速道路は12日、12月14日に供用予定の東海環状自動車道(西回り)の大野神戸IC~大垣西ICにおいて、大詰めを迎えている舗装工事現場を報道公開した。同区間は延長7.6kmで全線橋梁・高架構造であり、暫定2車線での供用となる。同区間が開通すれば、東海環状自動車道の開通延長は100.4kmと3桁を超え、全体延長(約1…

連 載

-分かっていますか?何が問題なのか- 第52回 一巡した定期点検結果の公表資料を読み解く ‐私が意図した点検・診断は適切に行われたか?‐

これでよいのか専門技術者

(一般財団法人)首都高速道路技術センター
上席研究員
髙木 千太郎 氏
はじめに  今年の夏から冬にかけての国内外の異常気象は、想定を超える被害を各地にもたらし、目を覆いたくなる惨状が数多く見られた。異常気象が進む主原因を、多くの人が知っているにも関わらず、知識人の掛け声は素晴らしいが、肝心の行動が全く伴わないことから、地球環境の実態は悪化の一途をたどるばかりである。…
④アルカリ骨材反応(2)

次世代の技術者へ

土木学会コンクリート委員会顧問
(JR東日本コンサルタンツ株式会社)
石橋 忠良 氏
 前回、アルカリ骨材反応での損傷の生じた構造物について、JISに従って造ったので、施工者に補修費を負担させるわけにはいかないだろうということで、補修費を発注者が負担することとした話をしました。その時に、今後同じ問題の生じる構造物を造ったら、インハウスエンジニアの責任だと言われたことも話しました。 すで…
③橋面舗装(鋼床版)について

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

株式会社日本インシーク
技術本部 技師長
角 和夫 氏
(1)本四橋の鋼床版舗装 本州四国連絡橋(以下、「本四橋」という。)の海峡部長大橋は、死荷重軽減を目的として「鋼床版」を採用している。鋼床版はコンクリート床版に比べて、①剛性が低いため輪荷重による局部的な変形が大きい、②気温の影響を受けやすいため温度の変動範囲が広い、等の特徴がある。 鋼床版舗装に要…
㊽新技術の導入(その2)

民間と行政、双方の間から見えるもの

富山市
建設技術統括監
植野 芳彦 氏
1.はじめに  橋梁などの近接目視点検が義務付けられてから、2巡目に入る中、ドローンなどの活用による新技術導入が騒がれる状況に対し大いなる懸念を抱く。「新技術導入」に関して、ドローンなどの新技術に関し開発されている方々の努力に関して敬意を払う。しかし、これを利用していくうえで、扱う人間によってかなりな…
シリーズ「コンクリート構造物の品質確保物語」㉞

養生と品質確保 ―橋梁下部工のスケーリング抵抗性―

八戸工業大学
工学部 土木建築工学科
教授
阿波 稔 氏
1.はじめに 単品個別製造となるコンクリート構造物の品質は,使用材料に加えて打込みや締固め、ブリーディング、養生等の施工状況の影響を大きく受けることが知られています。近年、コンクリート構造物の品質確保、あるいは品質を向上させる一手段として「養生」の重要性がクローズアップされています。土木学会コンク…

『工法・材料ライブラリー』『記事』更新履歴

2019年10月23日 業界ニュース ESCON協会 「2019年度 技術講演会」を開催
2019年9月13日 業界ニュース 国土交通省 赤羽一嘉新大臣が就任会見
2019年7月5日 業界ニュース ESCON協会 ESCON桁採用に向けた検討が進む
2019年5月27日 業界ニュース 阪神高速 第51回技術発表会を開催
2019年5月15日 業界ニュース 気仙沼湾横断橋 主塔の架設が完了
2019年2月24日 業界ニュース PC床版継手工法研究会が技術講演会を開催
2019年2月13日 業界ニュース NEXCO西日本 関空連絡橋A1~P1の橋桁を架設
2019年1月29日 業界ニュース KEYTEC「電磁波レーダ法」の講習会を開催