最新インタビュー

調査・維持・補修ができる協会に

日本橋梁メンテナンス協会 阿部新会長インタビュー

一般社団法人
日本橋梁メンテナンス協会
会長
阿部 忠 氏
 埋設型ジョイント「MMジョイントDS型」などを展開している全国道路橋ジョイント業協会は6月20日に第6回通常総会を開催し、新会長に阿部忠氏(日本大学大学院非常勤講師/中国科技大学(台湾)講座教授)を選出するとともに、法人名を「日本橋梁メンテナンス協会」に変更することを決定した。協会名変更の狙いや同協会が展開する工法の特徴などについて、阿部新会長に聞いた。 ――会長就任の経緯と抱負からお願いします 阿部新会長 協会との関係は約6年前の千…
大規模更新事業も湊町と湊川で着手

阪神高速道路 4つの建設事業と西船場JCTの改築事業を進める

阪神高速道路
建設・更新事業本部
副本部長 兼 建設・更新総括部長
仲 義史 氏
 阪神高速道路では、大阪湾岸道路西伸部など4つの新設路線を進めていて、大和川線は供用までの大詰めを迎えている。また西船場JCT改築事業についても桁架設をほぼ完了して、床版工などを進めており、今年度末の供用に向けて工事を進めている。大規模更新については、湊町付近の鋼製フーチングの補強は詳細設計を実施中で、湊川付近の鋼桁補強のための中間橋脚設置対策についても工事発注を進めている。その詳細について建設事業本部の仲義史・副本部長 兼 建設…
待ったなしの維持管理対策

阪神高速道路 40年以上経過している構造物は4割強

阪神高速道路
保全交通部長
谷口 信彦 氏
 阪神高速道路は、阪神圏250.4kmの高速道路を管理している。日平均交通量は72.1万台で平均の大型車混入率は9.7%となっている。40年以上経過している構造物は4割強に達しており、計画的な保全が必要だ。その内容について詳細を谷口信彦保全交通部長に聞いた。(井手迫瑞樹)交通量は72.1万台/日 大混率は9.7% 判定区分Ⅲ、Ⅱは一定量存在 ――管内の概要は 谷口部長 4月1日に8号京都線(京都圏10.1km)が京都市とNEXCO西日本に移管されたことにより、管理延長は…

現場を巡る

供用から50年以上経過、本線の舗装を全面打替え 鋼床版SFRC補強やRC床版の複合床版防水も

阪神高速道路3号神戸線(湊川~京橋)を終日通行止めしてリニューアル

 阪神高速道路は5月24日、阪神高速道路3号神戸線(湊川~京橋)間を10日間(5月24日4時~6月3日6時)終日通行止めして行っているリニューアル工事を公開した。同路線は、単純PCTおよび鋼床版箱桁などを主とした上部構造で、柳原~京橋間は1966年、湊川~柳原間は1968年供用といずれも供用から50年以上経過している。また…
従来工法に比べコストを1割縮減、工期を3分の1程度に短縮

CORE技術研究所 既設基礎補強・狭隘部基礎施工などが対象-SAP工法協会を設立-

 CORE技術研究所は、6月13日、韓国の大手基礎施工会社EXT社から導入した建築・土木杭基礎工法スクリューアンカーパイル工法(SAP工法)の工法協会(「SAP工法協会」)の設立総会を開催した。SAP工法は、既設基礎の補強や狭隘部の杭基礎の施工が適用対象。コンパクトな建設機械を用いており、最小空頭2.7mでも施工可能で、…
ダブルツインジャッキを用いて送り出し

国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所 行徳橋(新橋)の中央径間を架設

 国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所は、5月9日から13日にかけて架替事業を進めている行徳橋の新橋において、江戸川を渡河する中央径間(P3~P4/支間長104.5m)の桁を送り出し工法で架設した。架設桁は桁長約84mで手延べ桁約66mと後方桁を合わせると全長約160m、送り出し重量は約1,000t(手延べ桁含む)に達した…
塗膜剥離技術の選択肢が増加

国土交通省 「新技術活用方式「テ―マ設定型(技術公募)『土木鋼構造用塗膜剥離剤技術』」の成果に基づく活用の促進を図る

 国土交通省は、鋼橋塗装の塗り替えの際、作業員に負担をかけずに安全に既設塗膜を剥離できる技術に関して、3月27日に公表した「新技術活用方式「テ―マ設定型(技術公募)『土木鋼構造用塗膜剥離剤技術』」の成果に基づく活用の促進を図る。6月5日には道路局国道・技術課道路メンテナンス企画室から「土木鋼構造物塗膜剥…

連 載

低温環境下、沿岸部など

厳しい環境下でのシラン系表面含浸材の施工の留意点整理に向けて

国立研究開発法人土木研究所 
寒地土木研究所 耐寒材料チーム
主任研究員
遠藤 裕丈 氏
◆はじめに シラン系表面含浸材は、撥水機能を有するアルキル基から構成されるシランモノマーやシランオリゴマーを主成分とし、コンクリート部材への水や塩化物イオンの侵入を抑えるため、コンクリートの表層を疎水化させる浸透性の保護材です(写真-1)。施工が容易で経済性に優れ、施工後も部材の外観を変化させないなど…
㊹失敗を繰り返さないために

民間と行政、双方の間から見えるもの

富山市
建設技術統括監
植野 芳彦 氏
1.はじめに  7月です。夏です。私のようなデブには辛い季節です!「大島橋」の問題に関して、誤解や「詳しく知りたい」という要望が多いので、記述する。管理者側の「失敗学」にしていただきたい。 そもそも、これを「設計ミス」と言っているが、設計時の1工程を実施していなかったというルール違反なのである。私は…
シリーズ「コンクリート構造物の品質確保物語」㉚

「東北地方におけるRC床版の耐久性確保の手引き(案)(2019年試行版)」の概要について

横浜国立大学
大学院 都市イノベーション研究院
教授
細田 暁 氏
1. はじめに 「東北地方におけるRC床版の耐久性確保の手引き(案)(2019年試行版)」は2018年度に編集作業を集中的に行ない、今回、2019年6月に東北地方整備局から通知された(本編、巻末資料、東北の道路の総合情報サイト) 。これより以前に、向定内橋を最初の実施例として、フライアッシュを用いた場所打ちの高耐久…

『工法・材料ライブラリー』『記事』更新履歴

2019年7月5日 業界ニュース ESCON協会 ESCON桁採用に向けた検討が進む
2019年5月27日 業界ニュース 阪神高速 第51回技術発表会を開催
2019年5月15日 業界ニュース 気仙沼湾横断橋 主塔の架設が完了
2019年2月24日 業界ニュース PC床版継手工法研究会が技術講演会を開催
2019年2月13日 業界ニュース NEXCO西日本 関空連絡橋A1~P1の橋桁を架設
2019年1月29日 業界ニュース KEYTEC「電磁波レーダ法」の講習会を開催
2019年1月19日 業界ニュース PC建協が新年賀詞交歓会を開催
2019年1月11日 業界ニュース 日本橋梁建設協会が新年交礼会を開催
2018年10月23日 業界ニュース 山口県 大島大橋に大型貨物船が衝突