最新インタビュー

2020年わが社の経営戦略 大手ファブ トップインタビュー ②JFEエンジニアリング

国内外とも発注に若干の遅れ 在宅勤務継続で働き方改革を推進

JFEエンジニアリング株式会社
取締役専務執行役員 社会インフラ本部長
川畑 篤敬 氏
 当NETの姉妹メディアである「週刊 鋼構造ジャーナル」では、毎年、橋梁を主事業のひとつと位置付ける鋼構造ファブリケーター各社のトップに経営戦略を尋ねるインタビュー記事を掲載している。その内容について、数回に分けて転載していく。第1回目は、JFEエンジニアリングの川畑篤敬取締役専務執行役員と川田工業の川田忠裕社長の記事を掲載する。 ――業界を取り巻く需要環境・業界の動向は 川畑 2019年度の国内新設道路橋の発注量は13万tと例年に比べて大…
2020年わが社の経営戦略 大手ファブ トップインタビュー ①川田工業

大型物件は依然、需要堅調 新たなビジネスモデル構築へ

川田工業株式会社
代表取締役社長
川田 忠裕 氏
 当NETの姉妹メディアである「週刊 鋼構造ジャーナル」では、毎年、橋梁を主事業のひとつと位置付ける鋼構造ファブリケーター各社のトップに経営戦略を尋ねるインタビュー記事を掲載している。その内容について、数回に分けて転載していく。第1回目は、川田工業の川田忠裕社長とJFEエンジニアリングの川畑篤敬取締役専務執行役員の記事を掲載する。――業界を取り巻く環境については 川田 新型コロナウイルス感染拡大による影響は、鉄構業界は比較的軽微な状態…
3つのLIFEを念頭に置き阪神高速の発展に邁進

阪神高速道路・吉田光市新社長インタビュー

阪神高速道路株式会社
代表取締役社長
吉田 光市 氏
 阪神高速道路の社長に吉田光市氏が就任した。国土交通省時代は、特殊法人改革や入札制度改革などに携わるなど辣腕を発揮し、人事課の調査官室で、労使協議に関わるなど会社の組織・人事上の手綱捌きに精通している。大規模リニューアル、淀川左岸線(2期、延伸部)、大阪湾岸道路西伸部などビッグプロジェクトを抱える一方で、建設を担った技術者が退職の時期を迎えている。そうした難しい時期にどのような組織の構築、新しいシステムの導入を図っていくのか…
保全分野を中心とした事業拡大と地方自治体への貢献に取り組む

IHIインフラ建設 森内昭新社長インタビュー

株式会社IHIインフラ建設
代表取締役社長
森内 昭 氏
 IHIインフラ建設の新社長に森内昭取締役が昇格した。同社は保全分野の昨年度の売上高が橋梁部門の半分近くを占め、同分野へのシフトが加速している。20年前から保全工事に携わってきた森内新社長が今後、どのような取り組みを進めていくのかを聞いた。首都高速道路の耐震補強工事や鋼製橋脚隅角部補強工事を手掛ける 対象橋梁数が多い工事で計画の重要性を学ぶ ――大学院では航空宇宙学を専攻されて、石川島播磨重工業(現 IHI)に入社されました。入社の経緯…
工期短縮に様々な工法採用、舗装はBLGを試験施工予定

NEXCO東日本いわき工事 上部工が最盛期から終盤へ

東日本高速道路株式会社
東北支社 いわき工事事務所
所長
小林 克久 氏
 いわき工事事務所は、常磐自動車道の暫定2車線区間のうちいわき中央IC~広野IC間約27kmの4車線化事業などを復興創生期間内の2020年度内の完成を目標に進めており、下部工はすべて完了、トンネルも全て貫通済みで覆工コンクリートの施工もほぼ完了した。現在は上部工の施工と舗装の敷設を進めている。事業の現状と特徴について、小林克久所長に聞いた。(井手迫瑞樹)建設中橋梁一覧(東日本高速道路東北支社いわき工事事務所提供、以下注釈無きは同)常磐道の4…

現場を巡る

来年3月の国道325号復旧後は戸下大橋の本復旧を施工

熊本地震から4年半 新しい阿蘇大橋の中央径間が閉合

 国土交通省九州地方整備局熊本復興事務所は、2016年4月の熊本地震で崩落した阿蘇大橋の架け替えを進めているが、54ブロックに上る上部工のワーゲン架設を進め、9月14日に中央径間の閉合(剛結)を完了した。既に側径間部分の桁架設は完了しており、今後は渡河部橋梁のPCケーブルの設置・緊張などを進めて行き、橋面工事…
練り混ぜミキサーを大型化 施工量を2倍にし、3~4バッチで1日の施工量を賄う

NEXCO東日本 横浜新道新保土ヶ谷ICEランプ橋の床版補修工事に『J-THIFCOM』を採用

 東日本高速道路関東支社京浜管理事務所は、横浜新道新保土ヶ谷ICEランプ第一橋の床版補修工事に、きわめて薄層(20mm)の補修厚で補修でき、防水工も不要な床版上面補修工法に超緻密高強度繊維補強コンクリート『J-THIFCOM』を採用した。昨年の横浜新道法泉高架橋(上り線)での課題を生かし、練り混ぜミキサーを大型化…
累積変位を確認できる記録計を備えた二重鋼管座屈拘束ブレースを採用

鋼方杖ラーメンを擁する 横浜横須賀道路 第二田浦高架橋の制震・免震的補強

 東日本高速道路は、横浜横須賀道路の横須賀IC付近にある田浦第二高架橋の耐震補強を進めている。同橋は上下セパレートの橋梁であり、上り線が3径間連続鈑桁(128m)(33.4+44.1+39.4m)+4径間連続鋼方杖ラーメン橋(173m)、下り線が2径間連続鋼鈑桁(44+44m)+4径間連続RC中空床版橋(13.22m×4)+鋼3径間連続方…
追越車線規制期間も撤去 壁高欄一体で撤去および架設

NEXCO中日本 北陸道常願寺川橋 橋長400m超の床版を取替え

 中日本高速道路金沢支社は、北陸自動車道の富山IC~立山IC間の常願寺川渡河部に架かる常願寺川橋(下り線)の更新工事を進めている。同橋は1980年12月に供用された。今回対象となるA1~P9間の上部工形式は鋼4+2+3径間連続非合成鈑桁橋で、各連続部の長さは127.25+116.2+173.75m、総幅員は11.15m(有効幅員10.26m)だ…
塗膜剥離剤では8回塗布必要

新潟県佐渡市「おけさ橋」塗替え 1500μm厚ある既設塗膜をIH塗膜剥離機『メクレル』で1回で膨潤・掻き落とし

 新潟県佐渡地域振興局港湾課は、所管するおけさ橋の塗替えに着手した。同橋は1974年に供用された橋長25.8mの鋼製ペデストリアンデッキで、県道319号赤玉両津港線を跨いで、両津港のターミナルと駐車場を結ぶ箇所に架けられている。今回対象となる部位は、階段と支柱で面積は246㎡。数度の塗替えにより、膜厚は最大で1,50…
プレキャストPC床版を全面採用、継手部は「スリムファスナー」を用いる

NEXCO東日本 東北道 宮城白石川橋で約2500m2の床版取替

 東日本高速道路(NEXCO東日本)東北支社は、東北自動車道の国見IC~白石IC間の一級河川白石川渡河部に架かる宮城白石川橋の床版取替工事を実施している。5月14日から7月22日までの70日間、終日車線規制および終日対面規制を行い、同橋下り線のPA1~A2までの床版全面積約2,500m2を取替えた。新型コロナウイルス感染症対策…
日綜産業などの新技術を参加者約50人に紹介

橋守支援センター静岡 浜名湖大橋で技術研修会を開催

 NPO法人橋守支援センター静岡は26日、浜松市の浜名湖大橋補修工事の現場で「橋梁の維持管理技術研修会」を開催した。浜松市の職員やコンサルタントなど約50人が参加し、日綜産業・ヤマダインフラテクノス・ニチレキ・ナカボーテック・アースシフトの5社の新技術について説明を受けるとともに、情報交換を行った。研修会…
人力で動かせる仮設屋根、クレーン・撤去・運搬・架設業者を統一化

NEXCO中日本 北陸道庄川橋 床版取替現場を効率化

 中日本高速道路金沢支社は、北陸自動車道の砺波IC~小杉IC間の庄川渡河部に架かる庄川橋(上り線)の更新工事を進めている。同橋は1973年10月に供用された。今回対象となるP5~A2間の橋長は275m、総幅員は11.45m(有効幅員10.51m)の鋼3+2径間連続非合成鈑桁橋だ。1日交通量は約31,000台で大型車混入率は26.9%となって…
「コッター床版工法」を初採用

NEXCO東日本東北支社 東北道・小坂川橋で床版取替工事

 東日本高速道路(NEXCO東日本)東北支社は、東北自動車道の十和田IC~小坂IC間に位置する小坂川橋(上り線)の床版取替工事を実施した。同工事は「東北自動車道十和田管内高速道路リニューアル工事」のひとつで、同橋下り線の床版取替は昨年秋に完了している。上り線の工事では、コッター式継手を用いた「コッター床版工…
掘削、運搬、排土を自動化された6台の掘削重機で行う

オリエンタル白石 ニューマチックケーソン工法 ケーソンショベル自動運転システムの実証実験を実施

 オリエンタル白石は、ニューマチックケーソン工法でのケーソンショベル自動運転システムの現場実証実験を今年2月に、京都府発注の「桂川右岸流域下水道 洛西浄化センター建設工事(呑龍ポンプ場土木)」で行った。施工者は、オリエンタル白石・金下建設・ケイコン特定JV。同社では、労働者不足に対処するための省力化や…
疲労フリー鋼床版、FFPなど新技術を採用

NEXCO西日本 御堂筋橋で既設鈑桁を新設鋼床版鈑桁に取替え

 NEXCO西日本関西支社は、豊中市内の中国自動車道で新御堂筋(国道423号)と交差する箇所に架かる御堂筋橋(上り線)の架け替えを行った。6月12日零時から6月28日午前5時まで中国道吹田JCT~中国池田IC間を終日通行止めして行った更新工事の一環で、御堂筋橋以外にも、吹田JCT橋、津雲台橋、新千里橋の床版補修・高性能床…

連 載

第57回 「新技術」と言うのは、「道具」である

民間と行政、双方の間から見えるもの

富山市
政策参与
植野 芳彦 氏
1.はじめに  連日暑い日が続いてます。コロナも大変ですが、暑さも大変です。いかがお過ごしでしょうか? いろいろ始動し始めました。最近考えてますのは、どうも、皆さん苦労している? 割には、私自身もそうだが、何事空回りしている事項が多いのかもしれない。何が悪いのだろうか? 見ている方向が悪いのか?時の判…
-分かっていますか?何が問題なのか- 第55回 市民が好きになる橋の外観、そして塗替えとライトアップ ‐住民のニーズに応える行政判断とは‐

これでよいのか専門技術者

(一般財団法人)首都高速道路技術センター
上席研究員
髙木 千太郎 氏
1.はじめに 前回は、私自身技術者として有益な情報であると考える、“自碇式吊橋・清州橋”について貴重な話題を幾つか読者に提供した。前回私が読者に考えて貰いたかったポイントは、専門技術者としてあるべき姿とはどのようなことか、行政技術者が目指すべき理想像とはどのような人かである。私の考えている理想の姿に対…
⑫会計検査の重要性~技術者と説明責任~

現場力=技術力(技術者とは何だ?)

株式会社日本インシーク
技術本部 技師長
角 和夫 氏
(1)はじめに テレビの「半沢直樹」の視聴率が絶好調である。メガバンクの行員が銀行内外の不正を次々と暴き役員だろうが、上司だろうが、とことんやっつける、実に面白い。この中に出てくる財務省出身で金融庁の統括検査官や証券等取引監視委員会の統括検査官である黒崎。彼は所謂銀行の会計検査院調査官である。金融…
⑬ RC桁の曲げひび割れと乾燥収縮

次世代の技術者へ

土木学会コンクリート委員会顧問
(JR東日本コンサルタンツ株式会社)
石橋 忠良 氏
 鉄筋コンクリートは、ひび割れの発生を前提にしている構造なので、ひび割れが生じるのは当然です。とは言いながら、大きなひび割れが生じるといろいろと問題となります。 鉄筋コンクリート桁とPC桁では同じスパンの25m程度で比較するとRC桁のほうが経済的になります。これは国内の積算体系での比較です。そのようなコス…

『工法・材料ライブラリー』『記事』更新履歴

2020年7月17日 業界ニュース PC建協 第10回業務報告会を開催
2020年6月29日 業界ニュース 阪神高速 吉田新社長の就任会見を開催
2020年4月9日 業界ニュース 西松建設が原則工事中止・現場閉所